◆ 下馬評を覆してAクラス入り
日本ハムは19日、栗山英樹監督と2019年シーズン終了まで契約を1年延長することに合意したことを発表した。
2012年から日本ハムを率いている栗山監督。就任初年度の2012年にパ・リーグ制覇を達成すると、2016年には首位から10ゲーム以上の差をつけられながらも大逆転優勝を果たし、10年ぶり3度目の日本一の栄冠をチームにもたらした。
昨年は5位と苦しんだものの、今季は巻き返してリーグ3位と奮闘。投打の柱だった大谷翔平がメジャー移籍をして下馬評は軒並み低くなった中、チームをAクラスに導いた手腕が高く評価された。
◆ 栗山英樹監督・年度別成績
2012年:74勝59敗11分(.556)【1位】
2013年:64勝78敗2分 (.451)【6位】
2014年:73勝68敗3分 (.518)【3位】
2015年:79勝62敗2分 (.560)【2位】
2016年:87勝53敗3分 (.621)【1位】
2017年:60勝83敗0分 (.420)【5位】
2018年:74勝66敗3分 (.529)【3位】
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[通算] 1004試合 511勝469敗24分(.521)
◆ コメント
▼ 畑 佳秀オーナー
来シーズンも栗山監督にファイターズを率いていただきたいと要請し、
契約を1年延長することで受諾いただきました。
今年はレギュラーシーズン3位、クライマックスシリーズで敗退とフ
ァンの皆様のご期待に及びませんでしたが、
複数の主軸選手がシーズン前に移籍した状況下で、
栗山監督の積極起用により何人もの有望株が芽を出し始めました。
選手、スタッフ、ファンの皆様に深い愛情を注ぐ指揮官は
栗山監督をおいて他にいないと、これまで寄せてきた信頼は揺らぎません。
巻き返しを信じて、栗山監督に来シーズンを託します。
▼ 栗山英樹監督
オーナーからは北海道が災害で大変な中、
一生懸命戦ってくれたと温かい言葉をかけていただきましたが、
勝ちきれなかった責任を痛感しています。
この悔しさを生かさなければ意味はなく、
世の中の歴史の変わり目を見ても一度壊して組み直す覚悟を持てるかが全て。
圧倒的な数字が残せる人、圧倒的に勝ちに貢献できる人がこのチームには必要で、
優勝して皆さんに喜んでもらうために発想をゼロにして打てる手は全て打つつもりです。