◆ 契約年数は「2年」
西武は21日、辻発彦監督に来季の続投を要請し、本人より承諾を得たことを発表。来季から新たに2年の契約を結んだ。
2017年から西武を率いている辻監督。就任1年目に前年まで3年連続Bクラスと低迷していたチームを2位まで押し上げると、今季は10年ぶりのリーグ優勝を達成。クライマックスシリーズでは2位・ソフトバンクに敗れ、日本シリーズ進出とはならなかったものの、再び西武を上位争いのできるチームに導いた。
21日の試合後に行われたセレモニーでは、CS敗退をファンの前で謝罪。「悔しいです」と涙を流す一幕もあった。それでも、就任から2年でチームは2位、優勝と着実に前へ進んでいる。歓喜も絶望も味わった2018年の経験を糧に、届かなかった日本一へ…。辻西武の戦いはつづく。
また、あわせて球団の人事異動も発表。鈴木葉留彦球団本部長が2018年12月31日付で任期満了となり、退職することが決定した。それに伴い、2019年1月1日より、現常務取締役の飯田光男氏が常務取締役・球団本部長に就任。現球団本部シニアディレクター兼編成部長の渡辺久信氏が球団本部ゼネラルマネージャーに就任する。