第2回 WBSC U-23ワールドカップ
○ 日本 5 - 0 オランダ ●<現地時間10月22日 エドガー・レンテリア・スタジアム>
19日にコロンビアで開幕した『第2回 WBSC U-23ワールドカップ』。オープニングラウンド3連勝の好スタートを切った侍ジャパンU-23代表は、現地時間22日(日本時間23日)にオランダと対戦。初回に挙げた5点を守り抜き、連勝を4に伸ばした。
ここまで3試合中2試合で初回に得点を挙げている若き侍。この日も一死から相手先発の3連続四球で満塁のチャンスを作ると、安田尚憲(ロッテ)の当たりはセカンド強襲の内野安打となり、この間に二塁走者まで生還。2点を先制すると、なおも一・二塁から大河(DeNA)が走者一掃の2点適時三塁打。続く堀内謙伍(楽天)に犠飛も飛び出し、初回から一気に5点を挙げた。
大きな援護をもらった先発・近藤弘樹(楽天)は、立ち上がりからエンジン全開の投球を披露。初回を3者連続三振でスタートすると、4回まで1安打・7奪三振の快投。5回は先頭に三塁打を浴びてピンチを招くも、連続三振と投ゴロで見事にピンチを切り抜ける。
初回の5点以降、打線は毎回のように走者を出しながらホームが遠い嫌な展開が続くなか、近藤はペースを乱すことなく好投を継続。6回に奪三振を2ケタ・10個に乗せると、7回も安打こそ許しながら2つの三振を奪って無失点。7回を投げて103球、被安打3、与四球1、12奪三振で無失点と圧巻の投球を見せた。
8回は水野匡貴(ヤマハ)が危なげなく3人で斬り、9回はこの日も桜井周斗(DeNA)が締めて快勝。追加点こそ奪えなかったものの、5-0で勝利した侍ジャパンU-23代表はこれで4連勝。あす、オープニングラウンド全勝突破をかけて地元・コロンビアとの一戦に臨む。