来日するモリーナは9度目の栄誉
MLBの2018年ゴールド・グラブ賞が現地時間4日(日本時間5日)の夜に発表され、ア・リーグの投手部門の候補者にリストアップされていた田中将大(ヤンキース)の受賞はならなかった。同部門はダラス・カイケル(アストロズ)が2年ぶり4度目の受賞を果たしている。
田中は日本時間5日の17時過ぎに自身のツイッターアカウント(@t_masahiro18)で「残念ながらゴールドグラブ賞を受賞する事が出来ませんでしたが、初めてファイナリストの3人の残れたので、来シーズンこそは…!という思いです。」とツイートした。また、「更なるスキルアップを目指してまた頑張っていきます。」と続け、日本人投手では初となる同賞の受賞に意欲を見せた。
これまで日本人投手で同賞を受賞した選手はおらず、日本人野手では2010年のイチローを最後に受賞者は現れていない。田中は楽天在籍時の2001年から2013年まで3年連続でゴールデングラブ賞を受賞している。
なお、11月7日(水)から開催される日米野球にMLBオールスターのメンバーとして来日するヤディエル・モリーナ(カージナルス)は3年ぶり9度目を果たした。今回発表された受賞者は以下のとおり。
▼ アメリカン・リーグ
投 手:カイケル(アストロズ)
捕 手:ペレス (ロイヤルズ)
一塁手:オルソン(アスレチックス)
二塁手:キンズラー(エンゼルス/Rソックス)
三塁手:チャプマン(アスレチックス)
遊撃手:シモンズ(エンゼルス)
左翼手:ゴードン(ロイヤルズ)
中堅手:ブラッドリーJr.(Rソックス)
右翼手:ベッツ(Rソックス)
▼ ナショナルリーグ
投 手:グリンキー(Dバックス)
捕 手:モリーナ(カージナルス)
一塁手:フリーマン(ブレーブス)
リゾ(カブス)
二塁手:ラメ―ヒュー(ロッキーズ)
三塁手:アレナド(ロッキーズ)
遊撃手:アーメド(Dバックス)
左翼手:ディッカーソン(パイレーツ)
中堅手:インシアルテ(Dバックス)
右翼手:マーカキス(ブレーブス)
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(※18:00追記)
田中投手のツイートを追記しました。