宝刀・チェンジアップが冴える
中日の2年目・笠原祥太郎投手が7日、野球日本代表「侍ジャパン」の一員として、台湾代表との壮行試合(ヤフオク)に先発。2回を1安打無失点に抑える好投を見せ、上々の代表デビューを飾った。
今季6勝(4敗)を挙げた竜党期待の左腕。代表デビュー戦となったこの試合は、西武の森友哉とバッテリーを組んだ。初回、先頭打者を低めの直球で見逃し三振に仕留めると、続く2番打者は右飛に打ち取った。二死から3番・陳俊秀に左中間突破の二塁打を許したが、続く林泓育は宝刀・チェンジアップでタイミングを狂わせたあと、最後は外角の直球で一ゴロに仕留めた。
2回も直球とチェンジアップのコンビネーションを軸に、台湾打線を3者凡退。最後は7番・王威晨から、キレのある直球で空振り三振を奪った。
笠原は2回34球で降板。打者7人に対し1安打2奪三振無失点の好投で、3回から2番手・浜口遥大(DeNA)にマウンドを譲った。