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楽天・田中和基、上々の侍デビュー 持ち味発揮し稲葉監督にアピール

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6回にチーム初安打となる二塁打を放った侍ジャパンの田中和基

貴重なスイッチヒッター、代表定着に期待


 野球日本代表「侍ジャパン」は7日、ヤフオクドームで台湾代表と壮行試合を行ったが、5-6で敗れた。打線は8回までわずか1安打。9回に一挙5点を返したものの、あと1点が遠かった。

 計5安打と振るわなかった攻撃陣のなかで、攻守両面で存在感を示したが楽天の2年目外野手・田中和基。「9番・左翼」でスタメン出場し、打席では6回、チーム初安打となる右中間突破の二塁打を放った。その後は、2打席連続で四球を選び計3出塁。9回は押し出しで打点も記録し、チームの反撃ムードを高めた。

 3回の左翼守備では、ライン際の飛球をスライディングしながら好捕。8回からはポジションを中堅に移し、代表デビュー戦でフル出場を果たした。

 所属する楽天では、今季途中からノーステップ打法を取り入れ、一軍復帰後に安打を量産した。特に平石監督代行となってからは、不動のリードオフマンとして躍動。疲れが見えた9月以降に成績を落としたが、105試合の出場で初めて規定打席をクリアし、打率.265、18本塁打、45打点、21盗塁をマークした。

 代表の外野陣には、今回ともに招集されている柳田悠岐(ソフトバンク)や秋山翔吾(西武)、未招集組にも筒香嘉智(DeNA)、丸佳浩、鈴木誠也(ともに広島)など、多くの実力者が揃う。だが、チームとして見た場合、バランスも重要。守備力と走力を兼ね備え、かつスイッチヒッターである田中の利便性は魅力だ。

 稲葉篤紀監督は日米野球開催を前に、「2020年の東京五輪を見据え、新たな選手を招集し、その力を試してみようと思います」とコメント。田中は今季の活躍で、その権利を得た。9日からは、その日米野球が幕を開ける。この貴重な経験を、さらなる飛躍につなげてほしいところだ。

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