前田「僕のことを追い抜いたって言ってたんで…」
ドジャースの前田健太投手が『2018 日米野球』参戦のため来日。侍ジャパンと戦うMLBオールスターチームに合流し、11日に会見を開いた。
侍ジャパンの練習前には、かつての同僚である菊池涼介や大瀬良大地と談笑する姿も見られた前田。「久しぶりに日本で登板できることを嬉しく思う」と喜びを口にしつつ、「自分にとってもいい機会。楽しんで、一生懸命投げたいと思う」と意気込みを語る。
また、13日(火)にマツダスタジアムで行われるシリーズ第4戦の先発を任されたことも明かし、「広島で試合があるというのが今回出場する決断の一つの理由になった。マツダで久々に投げれるというのは僕にとっては嬉しいこと。広島ファン、野球ファンの皆様にアメリカで3年目のシーズンが終わったので、成長した姿を見せられるように投げたい」と力強く宣言した。
さらに、侍ジャパンの予告先発には大瀬良大地の名前が。後輩との投げ合いについては、「今年は最多勝を獲って、さっき会ったとき僕のことを追い抜いたって言ってたんで、僕も胸を借りるつもりで頑張りたいなと思います」とおどけながらも、「入団からカープで長く一緒にやって、慕ってくれた後輩。こうやってマツダスタジアムで投げ合う日が来るとは思ってなかった。僕自信も楽しみ。一生懸命負けないように、彼の胸を借りるつもりで投げたいと思います」と嬉しそうに語った。
13日の予告先発
【日米野球・第4戦】MLBオールスターチーム(前田健太)
vs.
侍ジャパン(大瀬良大地)
<マツダスタジアム 18時30分>
☆投手の球数制限
・投手は80球を越えて投球することができない。(打席中に達した場合は、その打席終了まで投球可能)
・50球以上を投げた場合、次の登板まで中4日を空けること。
・30球以上または2日連続で投げた場合、次の登板まで中1日を空けること。
▼ 前田健太・一問一答
―― 意気込み
久しぶりに日本で登板できることを嬉しく思う。
代表選手と対戦できるというのは自分にとってもいい機会。
楽しんで、一生懸命投げたいと思う。
―― 日本での登板、どんな投球を見せたい?
今回の日米野球で、広島で試合があるというのが
出場する決断の一つの理由になった。
マツダで久々に投げれるというのは僕にとっては嬉しいこと。
アメリカで3年目のシーズンが終わったので、
広島ファン、野球ファンの皆様に成長した姿を見せられるように投げたい。
―― チームメイトに柳田、秋山、山田の対処法伝える?
伝えることはないと思う(笑)
僕も3年間離れていますし、いま名前が出た3人は本当にいいバッター。
抑えるのが大変だと思う。僕もわからない(笑)
登板までに弱点を見つけたいと思う。
―― チェンジアップ本格導入はMLB仕様?また、どんなスタイル見せたい?
今年から握りを変えて有効に使えるようになった。
僕自身有効に使えてなかったボールだったので、
昨年は良くなかったですし、何かを変えなきゃいけないと新しくした結果、
すごく有効的なボールになった。
スタイルというのは基本的には変わってない。
久しぶりにマツダのマウンドに上がりますし、
少しでもファンに喜んでもらえるように一生懸命、
とにかくバッターを抑えるために投げる姿を見せれればいいかなと思う。
―― WSまで登板。その後の調整、状態は?
逆にシーズン終盤までしっかり投げられてたので、
そんなに間が空いてないほうが僕としては調整しやすかったですし、
空いてる期間はしっかり体を動かして調整できた。
明後日登板予定なので、きょう一度ブルペンに入ってもう少し調整したいなと思います。
―― 大瀬良が楽しみにしていた
それが本心かわからないですけど(笑)
今年最多勝をとって、さっき会ったときは僕のことを追い抜いたって言ってたんで、
僕も胸を借りるつもりで頑張りたいなと思います(笑)
入団からカープで長く一緒にやって、慕ってくれた後輩。
こうやってマツダスタジアムで投げ合う日が来るとは思ってなかった。
僕自信も楽しみ。一生懸命負けないように、彼の胸を借りるつもりで投げたいと思います。
※訂正
記事内の表記に誤りがありました。
予告先発は「あす」ではなく「13日」のものです。
大変失礼致しました。
(2018/11/11 21時50分)