2018日米野球・第3戦
● 侍ジャパン 3 － 7 MLBオールスター ○
＜11月11日　東京ドーム＞

　シリーズ2連勝で第3戦を迎えた侍ジャパンはMLBオールスターに完敗。12安打7得点のMLBオールスターが今シリーズ初勝利をあげた。

　侍ジャパンの先発・多和田真三郎は速球中心の組み立てで3回までを打者9人で片付けたが、4回先頭の1番リアルミュートに先制弾を浴び先制を許してしまう。

　直後に西武の同僚・外崎の適時打で同点とするも、自身の送球ミスが絡み勝ち越し点を献上。さらに2番モリーナにライトポール際に飛び込む3ラン打たれ、この回4点を失った。

　7回には3番手成田翔が5番ソト、6番スアレス、7番ハニガーに3連打を浴びさらに2失点。終盤にダメを押された。

　打線は初回と4回に得点圏に走者を進めながらあと一本が出ない。4回は同点打直後に上林が四球で出塁も、次打者岡本の打席時に捕手・モリーナからのキャノン砲に戻りきれず牽制死。百戦錬磨の“最強捕手”に流れを断ち切られた。

　6点差を追う9回に代打・山川穂高、9番菊池涼介の連続タイムリーで反撃を見せるも最後は途中出場の1番田中広輔がニゴロに打ち取られ試合終了。安打数は2ケタ「10」を数えたが、試合中盤に流れを掴みきれず完敗だった。

　侍ジャパンは東京ドーム3連戦を2勝1敗。ひとつの勝ち越しで明後日13日の第4戦（＝マツダスタジアム）に挑む。