2試合連続弾
日米野球第3戦(東京ドーム)は、MLBオールスターチームが先手を奪った。4回に1番のリアルミュート(マーリンズ)がソロホームランを放った。
先行のMLBオールスターチームは4回表、これまで抑え込まれていた侍ジャパンの先発右腕・多和田真三郎(西武)を攻め立てる。まずは先頭のリアルミュートが多和田の7球目をライトスタンドに放り込み、好調な打撃を買われて1番に抜擢された指名打者がチームに先取点をもたらした。
この一発で勢いづいたMLB軍団は、続くモリーナが内野安打で出塁すると、一死後に4番アクーニャもヒットで出塁し一死一二塁。ここで打席に入った5番ソトが多和田のストレートを振り抜くと、どこまでも飛んでいきそうな打球が東京ドームの天井を直撃し、フェンス手前にいた右翼手・秋山のグローブに。MLBベンチからマッティングリ-監督が出てきたが、規定によりライトフライとなり、侍ジャパンは事なきを得た。
その裏、日本もすかさず反撃。一死後に4番・柳田が出塁すると、6番の外崎があわや本塁打というフェンス直撃の二塁打を放ち同点に追いついた。さらに二死一二塁というチャンスを作ったが、現役最強捕手と呼ばれるモリーナが一塁走者の上林を刺し、侍ジャパンの反撃ムードを沈めた。