ニュース 2018.11.12. 07:25

稲葉監督が振り返るターニングポイント「野球の流れを感じた」

無断転載禁止
モリーナのキャノン砲が発動。ピックオフプレーで一塁走者の上林をアウトに
2018日米野球・第3戦
● 侍ジャパン 3 - 7 MLBオールスター ○
<11月11日 東京ドーム>

明暗を分けた4回の攻防


 両軍の指揮官が「大きかった」と振り返った世界最強捕手のピックオフが、日本に傾きかけた“流れ”をMLB側に引き戻した。

 試合が動いたのは4回表、3回まではゼロ行進が続いていたが、この回の先頭打者・リアルミュートが多和田真三郎の7球目をライトスタンドへ。先手を奪ったMLBはなおも一死一二塁として、5番ソトが東京ドームの天井に直撃する豪快な一打を放つと、ボールは角度を変え、ライトフェンスの手前にいた秋山翔吾のグラブに収まった。ドームでなければスタンドインは間違いなしという弾道だっただけに、侍ジャパンにとってはラッキーな、MLB側にとってはアンラッキーなプレーとなった。

 「4点差」になっていてもおかしくない状況を「1点差」で終えた侍ジャパンはその裏、二死から6番・外崎修汰の適時二塁打で同点に追いつくと、続く7番・上林誠知が四球を選んで二死一二塁と傾きかけた“流れ”を引き寄せにかかる。ところがその直後、先発のバーローが8番・岡本和真のアウトコースにボールを投じると、これを受けたモリーナがすかさず一塁へ送球。虚を突かれた一塁走者の上林は戻り切れずにアウト。ここぞのピックオフプレーでピンチを脱したMLBオールスターチームは直後の5回表、侍ジャパンの守備の乱れに乗じて一挙に4点を奪い、試合の“流れ”を完全にものにした。

 侍ジャパンの稲葉監督も「今日は野球の流れを感じた、悪い方に感じてしまった」と試合を振り返り、「4回のあそこでモリーナに刺されて流れが変わった。今日はあそこが全て」と、モリーナのピックオフプレーが試合のターニングポイントになったと主張。その理由として「防げるミスだった」ことを挙げ、4回の走塁ミスがその後のミスへとつながり、「投手のリズムを崩させてしまった」との見解を示した。

 また「これから一発勝負になるところで気をつけなければいけない。あそこを徹底させてあげられなかったのは私の責任」と自戒の念も込め、プレミア、五輪と続く今後の国際大会に向けた“課題”の1つに今回のプレーを挙げた。

【PR】メジャーリーグ視聴は「SPOTV NOWパック」がおすすめ

U-NEXT「SPOTV NOWパック」とは、U-NEXTと契約することでSPOTV NOWが視聴できるプラン。月額2,000円(税込)ですが、U-NEXT会員には毎月1,200ポイント(1,200円相当)が付与されるため、ポイント利用によってU-NEXTのコンテンツをお得に視聴できます。

POINT

① U-NEXTの「SPOTV NOWパック」なら広告なし! TV視聴も可能!

見放題のエンタメ作品数NO.1を誇るU-NEXTでメジャーリーグ&エンタメを堪能!

下記リンクからの申し込みで、600ポイントをゲット!

【PR】「ABEMA」ならドジャース戦、パドレス戦が毎日視聴可能!

ABEMA × MLB

「ABEMA」とは、好きな時間に好きな場所で、話題の動画を楽しめる新しい未来のテレビ。登録不要でドジャース戦を含む様々なコンテンツが無料で視聴できます。ただし、無料配信は一部のため、日本人メジャーリーガーの活躍をすべて観るなら「ABEMAプレミアム」月額960円(税込)への加入がおすすめ。

POINT

① ABEMAプレミアムならすべてのドジャース戦が視聴可能!TV視聴も可能!

追っかけ再生、見逃し配信などうれしい機能が充実!

③ 初めてABEMAプレミアムに登録する方は2週間無料!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西

メジャーリーグ

高校・育成