明治神宮野球大会 4日目 第3試合
大学の部 2回戦
● 東日本国際大 0 - 1 近畿大 ○
近畿大は1回二死一、二塁から谷川刀麻(3年・星稜)が右前適時打を放って1点を先制。先発の小寺兼好(4年・岡山理大附)は4回に一死満塁のピンチを迎えるも併殺で切り抜けるなど、4回を68球4安打無失点。その後、5回から登板した鷲崎淳(3年・創成館)が、送りバントを好フィールディングで併殺にとるなど、5イニングを64球、9三振、無安打に抑える好リリーフを見せた。2投手の完封リレーで1点を守り切り、準決勝進出を決めた。
東日本国際大は今秋のドラフト候補ながら、指名されなかった船迫(ふなばさま)大雅(4年・聖光学院)が先発。船迫は5回2/3を68球、4安打に抑えたものの援護がなく、0-1での敗戦。卒業後、社会人へ進む予定の船迫は、これが大学最後の登板となった。
また、西武から今秋ドラフト4位指名を受け、大学初のプロ選手となる粟津凱士(4年・山本学園)は登板することなく、大学生活を終えることとなった。
▼ 近畿大・2番手で登板の鷲崎淳
「リーグ戦のときよりも思ったところに投げられている。変化球もキレていた。持ち球はカーブ、スライダー、縦スラにカットとチェンジアップ。きょうは縦スラで三振を多くとれた。球速はないので変化球で打者に絞らせないのが自分の生命線。高校1年の冬に左肘を疲労骨折して、その後、野手になったが、やっぱり投手で出たい、と大学2年の夏から投手に戻った。5イニングはこの秋、最長。(準決勝以降)勝つことだけを意識して優勝したい」
▼ 東日本国際大・先発の船迫大雅
「初回打たれたのはまっすぐ。コースは甘くなかったが高かった。1点は取られたが、その後ポンポン抑えることはできた。その点はまずまずだと思う。100パーセント満足ではないが、きょうのピッチングは今までの集大成。大学4年間での自分の力のなさを感じた。技術面もメンタル面も(社会人で)UPしたい。(同期の粟津凱士投手は今秋、西武からドラフト4位指名大学初のプロ選手に)自分がプロへ行けるのは早くても2年後。死ぬ気でやりたい」
(取材・文=ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)
大学の部 2回戦
● 東日本国際大 0 - 1 近畿大 ○
近畿大は1回二死一、二塁から谷川刀麻(3年・星稜)が右前適時打を放って1点を先制。先発の小寺兼好(4年・岡山理大附)は4回に一死満塁のピンチを迎えるも併殺で切り抜けるなど、4回を68球4安打無失点。その後、5回から登板した鷲崎淳(3年・創成館)が、送りバントを好フィールディングで併殺にとるなど、5イニングを64球、9三振、無安打に抑える好リリーフを見せた。2投手の完封リレーで1点を守り切り、準決勝進出を決めた。
東日本国際大は今秋のドラフト候補ながら、指名されなかった船迫(ふなばさま)大雅(4年・聖光学院)が先発。船迫は5回2/3を68球、4安打に抑えたものの援護がなく、0-1での敗戦。卒業後、社会人へ進む予定の船迫は、これが大学最後の登板となった。
また、西武から今秋ドラフト4位指名を受け、大学初のプロ選手となる粟津凱士(4年・山本学園)は登板することなく、大学生活を終えることとなった。
▼ 近畿大・2番手で登板の鷲崎淳
「リーグ戦のときよりも思ったところに投げられている。変化球もキレていた。持ち球はカーブ、スライダー、縦スラにカットとチェンジアップ。きょうは縦スラで三振を多くとれた。球速はないので変化球で打者に絞らせないのが自分の生命線。高校1年の冬に左肘を疲労骨折して、その後、野手になったが、やっぱり投手で出たい、と大学2年の夏から投手に戻った。5イニングはこの秋、最長。(準決勝以降)勝つことだけを意識して優勝したい」
▼ 東日本国際大・先発の船迫大雅
「初回打たれたのはまっすぐ。コースは甘くなかったが高かった。1点は取られたが、その後ポンポン抑えることはできた。その点はまずまずだと思う。100パーセント満足ではないが、きょうのピッチングは今までの集大成。大学4年間での自分の力のなさを感じた。技術面もメンタル面も(社会人で)UPしたい。(同期の粟津凱士投手は今秋、西武からドラフト4位指名大学初のプロ選手に)自分がプロへ行けるのは早くても2年後。死ぬ気でやりたい」
(取材・文=ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)