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救援防御率はリーグ5位の4.12 苦しんだ巨人の救援陣

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厳しい巨人の勝利の方程式事情(C)KYODO NEWS IMAGES
 先発のチーム防御率はリーグトップの3.63を記録したが、救援陣はリーグ5位の4.12と精彩を欠いた巨人投手陣。

 上原浩治が10年ぶりに日本球界に復帰し、上原、沢村拓一、マシソン、カミネロと陣容が整っており、開幕前はリーグトップクラスの救援陣かと思われた。

 4月11日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-DeNA戦』で解説を務めた佐々木主浩氏は、開幕直後に救援陣の状態を心配していた。この日の試合は、1点リードの8回に前日8回に3点を失い敗戦投手となった上原浩治ではなく、沢村拓一をマウンドへ送ったが4点を失い逆転負け。佐々木氏は「心配ですね。流れ的にも勝ちパターンなんですよ。8回だけで2試合連続でやられるというのは、開幕してすぐなんですけど、ちょっとズルズルいきそうな感じがしますね」と話した。

 その嫌な予感は的中することになる。開幕から抑えを務めていたカミネロは成績不振で、6月30日に二軍落ち。上原、沢村もピリッとせず。さらにマシソンも故障で登録抹消と、“勝利の方程式”を再編が余儀なくされた。

 上原、カミネロ、マシソンの3人が同時に二軍調整中だった8月7日の阪神戦で解説を務めた山本昌氏は「(勝ちパターンの)日替わりも長くは続きませんから、どこかで自分の役割をピッチャー陣に植えつけないと。どこで自分がでるんだろうというのが分からないと、準備ができないんですよね」とコメント。

 山本昌氏の言葉が届いたのか、巨人はその後、救援陣を再編し、最終的にはセットアッパー・畠世周、クローザーに山口俊と先発投手がリリーフに配置転換した。

 近年リーグ優勝する球団の多くが、“勝利の方程式”が固定されている。5年ぶりのリーグ奪還するためにも、救援陣の立て直しは急務だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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