“3代エース”の豪華競演
9日(金)に東京ドームで開幕した『2018 日米野球』は、第4戦から戦いの舞台をマツダスタジアムへと移した。広島で行われる13日(火)の試合前、始球式には日米を股にかけて活躍した黒田博樹氏が登場。球場はファンの大歓声に包まれた。
ヤンキースのユニフォームを着て登場した黒田氏をマウンドで待っていたのは、エースの座を継承した前田健太(ドジャース)だった。マウンドよりも少し前から投球したボールが捕手のミットに収まると、球場からは大きな拍手。前田と固い握手を交わし、足早にグラウンドから去っていった。
この日は黒田氏が始球式を務め、MLBオールスターの先発・前田健太がマウンドに登り、その後に大瀬良大地(広島)が登場してくるという広島のファンにとってはこれ以上ない展開。前の晩、ふらっと入ったお店でご飯を食べている時も、カウンターでは「マエケンが帰ってきたね」「しかも大瀬良くんと投げ合うんよ」「黒田さんが始球式やけど、ちゃんと中継してくれるんかな」といった会話が飛び交っており、地元のファンはこの日を待ちきれない様子だった。
登板を終えた黒田氏は「このようなチャンスを頂いて本当にうれしく思います」と語り、「カープファンだけでなく、全国のファンも含めて、広島で試合ができることはすごく意味のあることかなと思います」とコメント。直後にマウンドに登る“後輩”に向けて、「先発2人のピッチングを楽しみにしています」とエールも送った。
コメント
▼ 黒田博樹
このようなチャンスを頂いて本当にうれしく思います。
先発2人のピッチングを楽しみにしています。
マツダスタジアムのカープファンだけでなく、
全国のファンも含めて広島で試合ができることは
すごく意味のあることかなと思います。