ニュース 2018.11.14. 22:31

侍J、4勝1敗で日米野球の勝ち越し決める 代打・山川同点打、甲斐がV打

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適時打を放った甲斐(右)をベンチで出迎える稲葉監督(左)
2018日米野球・第5戦
○ 侍ジャパン 6 - 5 MLBオールスター ●
<11月14日 ナゴヤドーム>

 侍ジャパンが連夜の逆転勝利。通算4勝1敗で日米野球の勝ち越しを決めた。

 侍ジャパンは6回まで、5番・岡本(巨人)のソロ本塁打による1安打。それでも1-5で迎えた7回、5番・岡本、6番・上林(ソフトバンク)、7番・甲斐(ソフトバンク)の3連打で1点を返すと、8番・田中和(楽天)の投ゴロを、MLB選抜の2番手右腕・ベラスケス(レッドソックス)が二塁へ悪送球。これが適時失策となり、3-5と2点差に迫った。

 なおも一死一、三塁の好機で、この試合3打数無安打だった1番・田中広(広島)に代え、山川(西武)を代打で起用。パ・リーグ本塁打王は稲葉監督の起用に応え、左中間を痛烈に破る2点適時二塁打を放った。

 同点で迎えた8回は、二死から上林が右前打で出塁。続く甲斐も痛烈な打球を中前へ弾き返すと、右中間寄りに守っていた中堅・アクーニャJr.(ブレーブス)がこの打球を弾いた。すぐに左翼・ソト(ナショナルズ)がバックアップしたが、遊撃・ロサリオ(メッツ)の中継返球も及ばず、一走・上林が一気に生還した。

 投手陣は先発・東浜(ソフトバンク)が3回6安打3失点で降板。2番手・浜口(DeNA)、3番手・岡田(広島)もそれぞれ1点を失ったが、7回以降は高梨(楽天)、佐藤(中日)、松井(楽天)が無失点でつないだ。

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