◆ 秋田県勢103年ぶり準Vの立役者
日本ハムからドラフト1位指名を受けた金足農・吉田輝星投手(3年)が15日、秋田市内で仮契約を結んだ。
吉田は金足農のエースとして、今夏の甲子園大会で活躍。5試合連続完投勝ちで秋田県勢103年ぶりの準優勝に導き、“金農旋風”の立役者となった。
会見に臨んだ吉田は「今までは部活だったが、これからは仕事。そこはしっかり意識してやっていきたい。(球団からは)『野球に集中するために、自分の考えをしっかり持ってやってほしい』と言われました。今まで以上に努力していきたいです」と意気込みを語った。
憧れの投手を問われると、楽天・則本の名を挙げた。「下半身の使い方が上手いと思うので、身長が足りない(176センチの)自分には、そういうところが重要になると思っています」と吉田。日本ハムのイメージについては、「他の球団に比べ、若い選手が多いと思った。若いうちからチャンスはあると思うので、まずは一軍で投げることを目標に頑張っていきたいと思います」と力を込めた。