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MLB・マッティングリー監督「関わってくださった皆様に感謝」

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お互いのユニフォームを交換し、記念撮影する稲葉監督とマッティングリー監督

日本の選手は「常に全力を尽くす」


 『2018 日米野球』の最終戦が15日にナゴヤドームで行われ、MLBオールスターチームは1-4で敗戦。通算成績1勝5敗で戦いを終えた。

 MLBチームを率いたドン・マッティングリー監督は試合後、「今回の大会に関わってくださったすべての皆様に感謝申し上げたい。我々はこの期間に良い経験ができた。素晴らしい時間を過ごすことができた」と真っ先に感謝の気持ちを述べ、「チームみんながこのシリーズで素晴らしい経験をした。野球だけでなく日本の様々な都市を訪れたこと、様々な場所で野球ファンと出会えたこと。彼らが野球に対して素晴らしいエネルギーを持っているということを体感できた」と日本で過ごした約1週間のことを振り返った。

 試合については、「敗戦のうち3試合はリードを奪いながらも終盤に逆転を許してしまったもの。きょう(第6戦)は序盤に大量点を許して苦しい展開になった。しかし、いずれの試合も我々にチャンスはあった」と振り返り、「ただし、そこで大きな一本というのが出なかった。日本にはその一本が出ていた。その差がシリーズを通しての大きな違いになった」と分析。

 日本の選手たちについては「見ていて楽しかった」とコメント。「日本の選手たちは何より野球というスポーツを“正しい方法”で行う。常に全力を尽くそうという姿勢を見せているんだ。だからかんたんにアウトを取ることはできない。私にとっても貴重な経験だった」と侍ジャパンの選手が随所で見せた“集中力”、そして“粘り強さ”を讃えた。


 最後に、2020年の東京五輪で金メダルを目指す侍ジャパンへのアドバイスを求められると、「いや、アメリカも五輪には出たいと思っているんだが…」と笑いを誘いつつ、「日本は過去に2度もWBCを制しているように、すでに素晴らしい野球を確立している。基本に忠実で、皆がしっかりとした基礎を持ち、そして様々な面で正しいプレーができる」と日本の強みを改めてプッシュ。

 一方、「五輪がどんな形での戦いになるか私は分からないが、負けたらノックアウトの一発勝負になるとしたら、その1試合の中では何が起こるか分からない。運に左右されることだってある。母国のために戦うということは、すべての面でしっかりと野球をすることが大切だ」と語り、勝つか負けるかの一発勝負、それも国の威信を背負って戦うという時には様々な危険が潜んでいるという怖さを挙げた。



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