両リーグとも首位打者の選手がMVPに
MLB・2018年シーズンの最優秀選手(MVP)が現地時間15日(日本時間16日)に発表され、ア・リーグはムーキー・ベッツ(レッドソックス)、ナ・リーグはクリスチャン・イエリチ(ブリュワーズ)がともに初受賞を果たした。
ベッツはアメリカ・テネシー州出身の26歳外野手。今季は136試合の出場で打率.346をマークし、ア・リーグの首位打者を獲得。さらに32本塁打、80打点とこちらも申し分ない数字を残し、チームのワールドチャンピオンに大きく貢献した。
イエリチはアメリカ・カリフォルニア州の出身で、この12月で27歳を迎える外野手。こちらも147試合の出場で打率.326を記録し、ナ・リーグの首位打者を獲得。奇しくも両リーグとも首位打者を獲得した選手がMVPに輝くという結果になった。36本塁打、110打点とすべてにおいてキャリアハイの成績をマーク。移籍1年目からチームに欠かせない存在となった。
30人の記者による投票で決められるMVP投票において、ベッツは1位票を28票(得票率93.3%)、イエリチは29票(得票率96.6%)も獲得。圧倒的な指示を集め、両者とも文句なしの受賞となった。