主力の故障や打撃不振などが相次ぎ、シーズン序盤から先発での出場機会を掴んだ巨人・亀井善行が2009年以来9年ぶりに規定打席に到達した。
オープン戦の出場はなく、開幕二軍スタートだった亀井。すぐに出番が訪れる。陽岱鋼が4月3日の中日戦で左手甲を骨折し離脱すると、亀井は4月5日に一軍昇格。最初の3試合は無安打に終わったが、4月17日のDeNA戦から25日の中日戦にかけて7試合連続安打をマークするなど3・4月は打率.345、2本塁打、14打点の活躍を見せた。5月以降も好調を維持し、前半戦は打率.298、8本塁打、31打点の成績を残した。
7月26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ヤクルト戦』で解説を務めた山崎武司氏は、同日のヤクルト戦で適時打を放った亀井の打撃に「素晴らしいバッティングですよね。反対方向でも引っ張るくらいの当たりの強さですから」と絶賛していた。
後半戦に入ると、疲れも関係しているのか段々と下降。8月は月間打率.156、クライマックスシリーズ進出争いが激しくなった9月は打率.170と夏場以降はパタリと当たりが止まった。9年ぶりに規定打席に到達したが、打率.254、13本塁打、49打点の成績だった。
9月29日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「一時期は奮起しましたけどね。実力からしても、ちょっと物足りないですよね。2割5分そこそこですから。3割近く打って、ホームランも20本くらい打っていればね。素質的にはそれだけできるバッター。よくやったとは私なんかでは見ていない」と亀井の打撃成績にやや不満気味だった。
シーズン終盤には若手の重信慎之介、MLBオールスターチームとの試合でランニング本塁打を放った松原聖弥など若手外野陣も台頭し、来季はレギュラー争いが熾烈を極めそうだ。その中で、ベテラン・亀井は今季のようにレギュラーをモノにできるか注目だ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
オープン戦の出場はなく、開幕二軍スタートだった亀井。すぐに出番が訪れる。陽岱鋼が4月3日の中日戦で左手甲を骨折し離脱すると、亀井は4月5日に一軍昇格。最初の3試合は無安打に終わったが、4月17日のDeNA戦から25日の中日戦にかけて7試合連続安打をマークするなど3・4月は打率.345、2本塁打、14打点の活躍を見せた。5月以降も好調を維持し、前半戦は打率.298、8本塁打、31打点の成績を残した。
7月26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ヤクルト戦』で解説を務めた山崎武司氏は、同日のヤクルト戦で適時打を放った亀井の打撃に「素晴らしいバッティングですよね。反対方向でも引っ張るくらいの当たりの強さですから」と絶賛していた。
後半戦に入ると、疲れも関係しているのか段々と下降。8月は月間打率.156、クライマックスシリーズ進出争いが激しくなった9月は打率.170と夏場以降はパタリと当たりが止まった。9年ぶりに規定打席に到達したが、打率.254、13本塁打、49打点の成績だった。
9月29日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「一時期は奮起しましたけどね。実力からしても、ちょっと物足りないですよね。2割5分そこそこですから。3割近く打って、ホームランも20本くらい打っていればね。素質的にはそれだけできるバッター。よくやったとは私なんかでは見ていない」と亀井の打撃成績にやや不満気味だった。
シーズン終盤には若手の重信慎之介、MLBオールスターチームとの試合でランニング本塁打を放った松原聖弥など若手外野陣も台頭し、来季はレギュラー争いが熾烈を極めそうだ。その中で、ベテラン・亀井は今季のようにレギュラーをモノにできるか注目だ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)