2選手と来季契約を結ぶ
DeNAは20日、巨人を自由契約となった中井大介内野手(28)と、BCリーグ・富山でプレーしていた古村徹投手(25)と来季の選手契約を結んだことを発表した。
中井は三重県出身、11月27日に29歳を迎える右打ちの内野手。2007年の高校生ドラフト3位で巨人に入団すると、右の大砲候補として大きな期待を集めるも、チームの厚い層の前に定位置獲得とはならず。2017年には自己最多となる90試合の出場を果たすなどアピールを見せたものの、今季は70試合の出場で打率.186と苦戦。オフに戦力外通告を受けていた。
それでも、13日に行われた12球団合同トライアウトでは、成瀬善久から二塁打を放つなど3打数1安打・2四球とアピール。実績のある左投手からきっちりと結果を残したことが評価され、DeNA入団を掴んだ。プロでの経験は長いものの、まだ30歳手前と若いだけに、新天地での飛躍に期待がかかる。
古村は神奈川県出身の25歳左腕。今季はBCリーグ・富山GRNサンダーバーズでプレーをしていた。実はこの古村、2011年のドラフト8位でDeNAから指名を受けており、3年間はDeNAでプレーしていた(うち2年間は育成契約)という経歴を持つ。一度は自由契約となって愛媛~富山と独立リーグを渡り歩き、これが5年ぶりの“古巣復帰”となった。