ニュース 2018.11.22. 10:00

解説陣がみた中日・ビシエド

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中日・ビシエド (C)Kyodo News
 中日のビシエドが来日3年目の今季、首位打者(.348)、最多安打(178本)のタイトルを獲得した。

 ビシエドは昨季までの2年間、1年目が打率.274、2年目が打率.250と1度も2割8分以上の打率をマークしたことがない。それが今季は8月にセ・リーグ月間新記録となる47安打をマークするなど、高アベレージを残した。

 なぜ、ここまで打てるようになったのか…。田尾安志氏は「見ていると以前はインサイドにキッチリ投げられると、どん詰まりというパターンでしたけど、最近はそこをこなせるようになりましたよね」(8月5日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 中日-巨人戦』)と課題を克服したことが好調の要因だと分析した。

 9月4日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-中日戦』で解説を務めた真中満氏は「インコースの選球眼が非常にいいですよね。これだけのアベレージを残すことができる要因だと思いますよね。また、甘く入ったボールをヒットにするバッティングですよね」と、高打率の要因を挙げた。

 真中氏と同じように若松勉氏も「選球眼が非常によくなり、ボール球を振らなくなりましたよね」と“選球眼”が良くなったことを挙げ、「去年まではアウトコースのスライダーの空振りが結構多かったのですが、それが見られないですよね」(9月21日に放送された ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-中日戦)と外角のボールに手を出さなくなったと話した。

 苦手にしていた“インコース”の克服が首位打者、最多安打のタイトル獲得に繋がったといえそうだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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