広島の松山竜平はプロ11年目の今季、初めて規定打席に到達した。
昨季まで3年連続で100試合以上に出場し、特にリーグ優勝した昨季は鈴木誠也が故障で離脱した後、4番を任されるなどシーズン自己最多となる77打点をマーク。リーグ連覇の立役者となったが、昨季の打席数は387。昨季までの10年間でシーズン最多打席は2013年の389と、規定打席に1度も到達したことがなかった。
これまで規定打席に到達できなかった原因として、ライバルが多く常時スタメンで出場できなかったこと、それに加えて開幕直後に打撃の状態が上がらなかったことが挙げられる。今季は苦手の3、4月を26試合に出場して、打率.270で乗り切ると、5月(.352)と6月(.357)は月間打率が3割5分を超えるハイアベレージ。夏場以降はバティスタや新井貴浩との併用になったが、なんとかギリギリで規定打席に到達した。
9月23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 広島-DeNA戦』で解説を務めた田尾安志氏は松山の打撃について「バッティングに隙がない」と話し、「トップの位置で力まなくなった。ニュートラルな状態からバットがでてくるので、どんなコースにもスムーズにバットが出る技術を身につけましたよね」と評価する。
来季から背番号『44』から『55』に変更となる松山。厳しいポジション争いを制し、常時スタメン出場を果たしたいところだ。
▼ 松山竜平
今季成績:124試 率.302 本12 点74
(ニッポン放送ショウアップナイター)
昨季まで3年連続で100試合以上に出場し、特にリーグ優勝した昨季は鈴木誠也が故障で離脱した後、4番を任されるなどシーズン自己最多となる77打点をマーク。リーグ連覇の立役者となったが、昨季の打席数は387。昨季までの10年間でシーズン最多打席は2013年の389と、規定打席に1度も到達したことがなかった。
これまで規定打席に到達できなかった原因として、ライバルが多く常時スタメンで出場できなかったこと、それに加えて開幕直後に打撃の状態が上がらなかったことが挙げられる。今季は苦手の3、4月を26試合に出場して、打率.270で乗り切ると、5月(.352)と6月(.357)は月間打率が3割5分を超えるハイアベレージ。夏場以降はバティスタや新井貴浩との併用になったが、なんとかギリギリで規定打席に到達した。
9月23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 広島-DeNA戦』で解説を務めた田尾安志氏は松山の打撃について「バッティングに隙がない」と話し、「トップの位置で力まなくなった。ニュートラルな状態からバットがでてくるので、どんなコースにもスムーズにバットが出る技術を身につけましたよね」と評価する。
来季から背番号『44』から『55』に変更となる松山。厳しいポジション争いを制し、常時スタメン出場を果たしたいところだ。
▼ 松山竜平
今季成績:124試 率.302 本12 点74
(ニッポン放送ショウアップナイター)