◆ 投げては楽天の2投手が好投
ヤクルトの村上宗隆内野手(18)とロッテの安田尚憲内野手(19)が25日、台湾で開催中のアジアウインターリーグで、豪快なアベック弾を放った。
まず魅せたのは、イースタンリーグ選抜の「3番・一塁」でスタメン出場した村上。0-1で迎えた6回、社会人選抜の先発右腕・阿部翔太が投じた低めの変化球を上手くすくい上げると、打球は右中間フェンスを越える逆転2ランとなった。
村上は8回にも、社会人選抜の2番手右腕・中内洸太から、右翼席中段に飛び込むソロ弾をマーク。「4番・三塁」で先発出場した安田もこれに続き、2者連発となるソロ本塁打を右中間へ運んだ。
イースタン選抜は投手陣も好投。先発の西口直人(楽天)が5回1失点、2番手・渡辺佑樹(楽天)は2回無失点と、楽天コンビの働きが光った。社会人選抜を相手に5-3で勝利。24日の開幕戦勝利に続き2連勝スタートを切った。
アジアウインターリーグは、NPBイースタン選抜、NPBウエスタン選抜、JABA(日本社会人)選抜、CPBL(台湾)選抜、KBO(韓国)選抜の5チームが参加。約1カ月の間にレギュラーシーズン、プレーオフを行い、優勝チームを決める。