今オフFA宣言した浅村栄斗が楽天、炭谷銀仁朗が巨人へと移籍が決まった。同じくFA宣言した丸佳浩、西勇輝の去就が気になるところ。彼らと同じように2年前の2016年オフにFA宣言し、巨人へ入団した山口俊、森福允彦、陽岱鋼の3人。巨人は史上初となるFAでの3選手を同時獲得と大きな話題を集めたが、彼らは移籍2年目のシーズンを終えた。今季はどのような成績だったのか改めて振り返っていきたい。
先発の一角として期待された昨季はわずか1勝しか挙げられなかった山口俊だが、今季は先発、抑えにフル回転。自身初となる規定投球回に到達し、9勝をマークした。
巨人の先発陣では今季初完投勝利を挙げた4月17日のDeNA戦でショウアップナイターの解説を務めた江本孟紀氏は「かっこいいじゃないですか。やはりピッチャーは、カッコよさがないと」と山口俊をべた褒め。
さらに7月27日の中日戦で、ノーヒットノーランを達成。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日戦』で解説を務めた若松勉氏は、「真っ直ぐ、フォークボールも非常によかった。今日は何にも言う事がないですよね」と絶賛。その後は、チーム事情によりシーズン終盤は抑えを務め、2ケタ勝利とはならなかったが、2年目の今季はチームに欠かせない投手だった。
▼ 山口俊
今季成績:30試 9勝9敗1S 防3.68
森福は移籍2年目の今季は、ブルペン陣を支えることができなかった。開幕前に“勝利の方程式”として期待された上原浩治、マシソン、沢村拓一、カミネロがシーズン途中に故障や不調で相次いで二軍落ち。ブルペン陣がかなり苦しい状況となったが、出番は回ってこず、一軍での登板はわずかに2試合のみ。
6月26日の広島戦では1イニングを投げたが、4安打3失点と打ち込まれ、この登板を最後に一軍の登板はなかった。
▼ 森福允彦
今季成績:2試 0勝0敗 防13.50
陽岱鋼は昨季故障で大きく出遅れたが、今季は大きな故障もなく開幕一軍を掴んだ。しかし開幕直後の中日戦で、死球を受けて骨折し、戦線を離脱。5月には復帰を果たしたが、好不調の波が激しく、ベンチを温める日も多かった。
6月16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル ロッテ-巨人戦』で解説を務めた野村克也氏は、初回無死一、二塁の打席で三振に倒れた陽岱鋼に「最低でも進塁打が欲しい場面ですが、そんな気は陽岱鋼のスイングを見る限り100%なかったですね」と苦言を呈していた。
▼ 陽岱鋼
今季成績:87試 率.245 本10 点37
(ニッポン放送ショウアップナイター)
自身初の規定投球回に到達した山口俊
先発の一角として期待された昨季はわずか1勝しか挙げられなかった山口俊だが、今季は先発、抑えにフル回転。自身初となる規定投球回に到達し、9勝をマークした。
巨人の先発陣では今季初完投勝利を挙げた4月17日のDeNA戦でショウアップナイターの解説を務めた江本孟紀氏は「かっこいいじゃないですか。やはりピッチャーは、カッコよさがないと」と山口俊をべた褒め。
さらに7月27日の中日戦で、ノーヒットノーランを達成。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日戦』で解説を務めた若松勉氏は、「真っ直ぐ、フォークボールも非常によかった。今日は何にも言う事がないですよね」と絶賛。その後は、チーム事情によりシーズン終盤は抑えを務め、2ケタ勝利とはならなかったが、2年目の今季はチームに欠かせない投手だった。
▼ 山口俊
今季成績:30試 9勝9敗1S 防3.68
一軍登板わずか2試合の森福
森福は移籍2年目の今季は、ブルペン陣を支えることができなかった。開幕前に“勝利の方程式”として期待された上原浩治、マシソン、沢村拓一、カミネロがシーズン途中に故障や不調で相次いで二軍落ち。ブルペン陣がかなり苦しい状況となったが、出番は回ってこず、一軍での登板はわずかに2試合のみ。
6月26日の広島戦では1イニングを投げたが、4安打3失点と打ち込まれ、この登板を最後に一軍の登板はなかった。
▼ 森福允彦
今季成績:2試 0勝0敗 防13.50
好不調の波が大きかった陽岱鋼
陽岱鋼は昨季故障で大きく出遅れたが、今季は大きな故障もなく開幕一軍を掴んだ。しかし開幕直後の中日戦で、死球を受けて骨折し、戦線を離脱。5月には復帰を果たしたが、好不調の波が激しく、ベンチを温める日も多かった。
6月16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル ロッテ-巨人戦』で解説を務めた野村克也氏は、初回無死一、二塁の打席で三振に倒れた陽岱鋼に「最低でも進塁打が欲しい場面ですが、そんな気は陽岱鋼のスイングを見る限り100%なかったですね」と苦言を呈していた。
▼ 陽岱鋼
今季成績:87試 率.245 本10 点37
(ニッポン放送ショウアップナイター)