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あれから早10年…来季は“09年世界一戦士”たちに注目?

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原監督の下に09年世界一を知る男が集結

岩隈久志が巨人へ


 巨人は6日、シアトル・マリナーズを自由契約となっていた岩隈久志投手(37)の獲得を発表した。

 実に8年ぶりのNPB復帰となる岩隈。日本で107勝、メジャーで63勝の計170勝右腕を巡っては、「帰ってくるかも」というウワサが出てきた当初から古巣・楽天が復帰先として一番に名前が挙げられていただけに、このスピードでの決着、それも巨人入団というニュースはこのオフの異動のなかでも大きなサプライズだった。


WBC戦士が巨人に集結


 原辰徳監督の“再々登板”で逆襲を期す来季の巨人。それだけに、このオフは補強も活発だ。

 まずはオリックスを自由契約となった中島宏之をチームに加え、西武からFA宣言していた炭谷銀仁朗も獲得。続けてこの岩隈の獲得と、実績のある選手たちを次々に迎え入れた。

 ちなみに、全員が日本代表としてワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)を戦ったことのある選手たち。なかでも中島と岩隈は、2009年の第2回WBCで原監督の下でプレーをした2人である。

 しかも、巨人には内海哲也、阿部慎之助、亀井善行という“09年世界一戦士”が3名在籍している。あれから早10年…。原監督が帰ってくるタイミングで、世界一を知る男たちが巨人に集まってくるというのは不思議な縁を感じてしまう。


世界一を知る男たちの激突に期待


 そんなことを考えていたら、第2回WBCの日本代表メンバーが気になったので調べてみた。なお、所属と登録名は当時のもの。

【第2回WBC・日本代表メンバー】

<監督>
原 辰徳 ※来季から巨人監督

<コーチ>
伊東 勤(総合) ※来季から中日一軍ヘッド
山田久志(投手)
与田 剛(投手) ※来季から中日監督
篠塚和典(打撃)
高代延博(内野守備走塁) ※来季から阪神二軍チーフ
緒方耕一(外野守備走塁) ※日本ハム一軍守備チーフ兼内野守備走塁


<投手>
ダルビッシュ有(当時日本ハム) ※現カブス
馬原孝浩(ソフトバンク)
田中将大(楽天) ※現ヤンキース
涌井秀章(西武) ※現ロッテ
松坂大輔(レッドソックス) ※現中日
岩田 稔(阪神) 〇現役
岩隈久志(楽天) ※来季から巨人
藤川球児(阪神) 〇現役
内海哲也(巨人) 〇現役
小松 聖(オリックス)
渡辺俊介(ロッテ)
山口鉄也(巨人)
杉内俊哉(ソフトバンク)


<捕手>
城島健司(マリナーズ)
阿部慎之助(巨人) 〇現役
石原慶幸(広島) 〇現役


<内野手>
栗原健太(広島) ▲ 追加招集
中島裕之(西武) ※来季から巨人
片岡易之(西武)
岩村明憲(レイズ)
小笠原道大(巨人)
村田修一(横浜) ▲ 大会途中で負傷離脱
川崎宗則(ソフトバンク)


<外野手>
福留孝介(カブス) ※現阪神
青木宣親(ヤクルト) 〇現役
内川聖一(横浜) ※現ソフトバンク
亀井義行(巨人) 〇現役
稲葉篤紀(日本ハム)
イチロー(マリナーズ) 〇現役


 10年という歳月が流れているだけに、ユニフォームを脱いだ選手が多い。また、気になるポイントとしては、コーチとして戦っていた与田剛氏が中日の監督に、伊東勤氏が中日のヘッドコーチに就任。来季から原監督と戦う立場に変わるという点だ。

 しかも、その中日には2009年のWBCで最優秀選手(2大会連続)に輝いた松坂大輔が在籍している。巨人ー中日戦で、日本を世界一に導く原動力になった岩隈と松坂の投げ合いが見られるかもしれないと思うと、今からワクワクしてくる。

 来季のセ・リーグは、ベテランになった“09年世界一戦士”たちの戦いも、ひとつの注目ポイントとなりそうだ。


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