“アメリカン・ドリーム”をその手に――。
自由の国・アメリカは野球選手の年俸もケタ違い。
毎年オフの時期になると、注目選手に対しては
複数年で総額“3ケタ億円”を超えるような超大型契約も珍しくない。
自由の国・アメリカは野球選手の年俸もケタ違い。
毎年オフの時期になると、注目選手に対しては
“野球とお金”をテーマに展開してきた“グラゼニ特集”
今回もメジャーのお金事情について。
12月に入り、熱を帯びてくるFA戦線から
目玉選手2人が更新すると言われている
「メジャーの大型契約」についてまとめてみた。
今回もメジャーのお金事情について。
12月に入り、熱を帯びてくるFA戦線から
目玉選手2人が更新すると言われている
「メジャーの大型契約」についてまとめてみた。
想像もつかないような大金
野球界は本格的なオフシーズンを迎え、この時期盛り上がるネタといえば“契約”についての話。特にアメリカ・メジャーリーグのスーパースタークラスとなれば、その金額もケタ違いで毎年驚かされる。
とくにFAが絡んだ際の長期契約は天井知らずに金額が釣りあがる傾向があり、たとえば今オフの目玉とされるブライス・ハーパー(ナショナルズ)やマニー・マチャド(ドジャース)といったところになると、総額4億ドル(約451億4000万円)以上の決着になるのではないかとの予測も出ているほどだ。
これまでの大型契約における最高額(※年平均でなく全体の金額)が、2014年にジャンカルロ・スタントン(現ヤンキース)が当時在籍していたマーリンズと結んだ13年総額3億2500万ドルというもの。現在のレートで日本円にして約366億円。まるで想像がつかない数字だが、ハーパーやマチャドはこれを上回るのでは、と言われているから恐ろしい。
昨オフまでの時点での、メジャーリーグにおける大型契約をランキングにすると以下のようになる。
【MLB・歴代大型契約ランキング】
▼ 1位 ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)
☆13年・3億2500万ドル(約366億8000万円)
▼ 2位 ミゲル・カブレラ(タイガース)
☆10年・2億9200万ドル(約329億5000万円)
※以前から契約していた8年契約の残りを含む
▼ 3位 アレックス・ロドリゲス(ヤンキース)
☆10年・2億7500万ドル(約310億3000万円)
▼ 4位 アレックス・ロドリゲス(レンジャーズ)
☆10年・2億5200万ドル(約284億4000万円)
▼ 5位 ロビンソン・カノ(マリナーズ)
☆10年・2億4000万ドル(約270億8000万円)
▼ 5位 アルバート・プホルス(エンゼルス)
☆10年・2億4000万ドル(約270億8000万円)
※所属は契約当時
※レートは12月7日時点(1ドル=112.864円)で換算
3億ドルの大台を超えたのはスタントンだけ。ただし、2位以下は全員が10年契約となっており、年換算にするとスタントンは約28億2000万円となるのに対し、2位のカブレラが約32億9000万円でスタントンを上回る。
なお、現役選手に限定すればカノとプホルスが3位タイに繰り上がり、5位にはレッズのジョーイ・ボットが
10年総額2億2500万ドル(約253億9000万円)でランクインしてくる。
年平均では?
では、年平均にした時のランキングはどうなるか。データサイト『Spotrac』から、12月現在のMLBの来季推定年俸ランキングもチェックしておこう。
【MLB・2018年現役選手年俸ランキング】
▼ 1位 スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)
☆来季年俸:約3833万ドル(約43億2000万円)
▼ 2位 マックス・シャーザー(ナショナルズ)
☆来季年俸:約3740万ドル(約42億2000万円)
▼ 3位 ザック・グリンキー(ダイヤモンドバックス)
☆来季年俸:約3450万ドル(約38億9000万円)
▼ 4位 マイク・トラウト(エンゼルス)
☆来季年俸:約3408万ドル(約38億4000万円)
▼ 5位 デービッド・プライス(レッドソックス)
☆来季年俸:約3100万ドル(約34億9000万円)
トップ2はナショナルズの投手。ストラスバーグとシャーザーは何と年俸40億円。NPBではほとんどの球団をまるっとまかなえてしまうような金額だ。
まさに“アメリカン・ドリーム”…。ハーパーやマチャドはどこにランクインしてくるのか。この冬の大きな見どころになる。
アニメ『グラゼニ』 シーズン2
グラウンドには、銭が埋まっている…
プロ野球球団 神宮スパイダースに所属する左の中継ぎ、
サイドスロー投手の凡田夏之介(26歳/独身)は、
高卒8年目で年俸1800万円。
決して“一流投手”とは言えない待遇の選手である。
サイドスロー投手の凡田夏之介(26歳/独身)は、
高卒8年目で年俸1800万円。
決して“一流投手”とは言えない待遇の選手である。
“30越えたらあと何年できるか分からない”
“引退してコーチや解説者になれる人はほんの一握り”
“引退後は年収100万円台の生活に陥ってしまう人もいる”
“プロ野球選手は現役のうちに稼がなければならない!”
“引退してコーチや解説者になれる人はほんの一握り”
“引退後は年収100万円台の生活に陥ってしまう人もいる”
“プロ野球選手は現役のうちに稼がなければならない!”
そんな厳しい現実を見据えながらも
凡田はあるフレーズを繰り返していた…
凡田はあるフレーズを繰り返していた…
「グラウンドには銭が埋まっている」
凡田は今日もマウンドに登る。
そう、「グラゼニ」を夢見て!
そう、「グラゼニ」を夢見て!
放送日時:毎週金曜・22時30分 ☆再放送多数
原作:森高夕次/漫画・アダチケイジ「グラゼニ」(講談社『モーニング』連載)
監督:渡辺 歩(「ドラえもん」「宇宙兄弟」監督)
シリーズ構成・脚本:高屋敷英夫(「めぞん一刻」「逆境無頼カイジ」シリーズ構成)
キャラクターデザイン:大貫健一(「MAJOR」「ガンダムビルドファイターズ」キャラクターデザイン)
音楽:多田彰文(「ポケットモンスター劇場版」「魔法使いプリキュア」ED主題歌)
音響監督:辻谷耕史(「昭和元禄落語心中」「シムーン」)
音響制作:Ai Addiction(「地獄少女 宵伽」「ノラガミ」)
アニメーション制作:スタジオディーン(「昭和元禄落語心中」「GIANT KILLING」「さんかれあ」)
チャンネル:BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス579)・スカパー!オンデマンド
※視聴方法
スカパー!のチャンネルまたはパック・セット等のご契約者は無料でご視聴いただけます。
・公式サイト:https://www.bs-sptv.com/gurazeni/
・公式Twitter:@sptv_gurazeni
製作:スカパー!・講談社
▼ 原作「グラゼニ」とは…
週刊『モーニング』(講談社)にて2010年12月より連載中の漫画「グラゼニ」。
成果主義であるプロ野球を“夢を売る徹底した格差社会”として、
「カネ」をテーマにプロ野球のシビアな世界と生活を懸けたプロ野球選手の日常を描く作品です。
リアルな描写で野球界でのファンも多く、第37回講談社漫画賞を受賞。
その他、「このマンガがすごい!2012」ではオトコ編・第2位に、
「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」では8位にランクインするなど注目を集めました。