背番号は「21」に決定
来季から巨人でプレーする岩隈久志投手(37)が19日(水)、原辰徳監督と共に入団会見に臨み、入団に至った経緯や来季に向けた意気込みなどを語った。
岩隈は「原監督から直接、来年優勝するために戦力として一緒に戦いたいという真心ある言葉をいただき、その熱い思いに応えたいという気持ちでジャイアンツでプレーすることを決断しました」とコメント。FAになった直後に自ら電話をかけてきた原監督の“熱意”が一番の決め手になったことを明かし、「優勝を目指してがんばりたい。個人的にもローテをしっかり守ってチームに貢献したい。良いコンディションであれば、まだまだできる自信はあるので、しっかり結果を残したい」と意気込みを語った。
心配される右肩の状態に関しては「今季の最後の方ではゲームで投げれるようになって、感覚的には強さのある思うようなボールを投げれるようになってきた。登板機会がなかったので、長いイニングや連続してという部分まだだが、今もトレーニングを続けているので安定していますし、結果を残せるようにしっかりやっていきたい」と問題ないことを強調。原監督も「私の話を聞いてくれた時点で、体調的には非常に良い状況だなと察しました」と語り、「監督として、岩隈ファンとして、後ろから後押しできることがあればしっかり手伝っていきたい」とサポートを約束した。
なお、背番号は近鉄や楽天時代に背負っていた「21」に決定。今シーズン21番を背負っていた吉川光夫は来シーズンから「47」に変更となる。