春先は打ち込まれる場面もあったが、それを忘れられるくらいの圧倒的な成績だった。昨季沢村賞に輝いた巨人のエース・菅野智之は今季、25登板以上(28試合)10完投以上(10完投)、15勝以上(15勝)、勝率6割以上(.652)、200投球回以上(202回)、150奪三振以上(200奪三振)、防御率2.50以下(2.14)と7項目全てクリアして2年連続で同賞を受賞した。
ショウアップナイター解説陣もシーズン中に様々な角度から菅野の凄さについて語っている。江本孟紀氏は「セ・リーグの中でもナンバー1でしょうね。(完封8度)これは凄いですね。実力のあるピッチャーでもそうそう完投ができるわけではないですから」(9月29日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦』)と太鼓判を押した。
さらに今季の菅野は不安定な立ち上がりも、試合中に立て直す場面が何度もあった。8勝目を挙げた6月22日のヤクルト戦は、初回だけで32球を要す苦しいピッチング。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ヤクルト戦』で解説を務めた野村弘樹氏は菅野が初回を投げ終えた後、「苦しみましたね。空振りが取れないという中で、菅野は2回以降切り替えていかないといけない。低めに丁寧に投げて、打たせながらというのが必要でしょうね」とコメント。
菅野は2回以降も、毎回のように走者を背負う苦しい投球も要所を締めて、6回を2失点にまとめた。野村氏は菅野の投球に「今日は悪い中、良く投げましたよ」と及第点を与えた。
8月25日の阪神戦では初回満塁のピンチを無失点で切り抜けると、2回以降は本来の投球で終わって見れば、最後まで一人で投げ抜き完封勝利を挙げた。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神戦』で解説を務めた真中満氏は菅野について「立ち上がりはクリーンナップに慎重になりすぎたというところですね。2回以降は完全に自分のペースでしたよね」と振り返った。
春先と夏場に調子を落とした時期もあったが、CSで史上初のノーヒットノーランを達成するなど、不調を忘れさせるくらいの投球を見せた。投球内容が悪くても勝てる菅野が、シーズン通して安定した投球を披露し続ければ、今年以上の成績を残しそうな予感だ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
ショウアップナイター解説陣もシーズン中に様々な角度から菅野の凄さについて語っている。江本孟紀氏は「セ・リーグの中でもナンバー1でしょうね。(完封8度)これは凄いですね。実力のあるピッチャーでもそうそう完投ができるわけではないですから」(9月29日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦』)と太鼓判を押した。
さらに今季の菅野は不安定な立ち上がりも、試合中に立て直す場面が何度もあった。8勝目を挙げた6月22日のヤクルト戦は、初回だけで32球を要す苦しいピッチング。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ヤクルト戦』で解説を務めた野村弘樹氏は菅野が初回を投げ終えた後、「苦しみましたね。空振りが取れないという中で、菅野は2回以降切り替えていかないといけない。低めに丁寧に投げて、打たせながらというのが必要でしょうね」とコメント。
菅野は2回以降も、毎回のように走者を背負う苦しい投球も要所を締めて、6回を2失点にまとめた。野村氏は菅野の投球に「今日は悪い中、良く投げましたよ」と及第点を与えた。
8月25日の阪神戦では初回満塁のピンチを無失点で切り抜けると、2回以降は本来の投球で終わって見れば、最後まで一人で投げ抜き完封勝利を挙げた。同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神戦』で解説を務めた真中満氏は菅野について「立ち上がりはクリーンナップに慎重になりすぎたというところですね。2回以降は完全に自分のペースでしたよね」と振り返った。
春先と夏場に調子を落とした時期もあったが、CSで史上初のノーヒットノーランを達成するなど、不調を忘れさせるくらいの投球を見せた。投球内容が悪くても勝てる菅野が、シーズン通して安定した投球を披露し続ければ、今年以上の成績を残しそうな予感だ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)