堅守巧打が魅力のロッキーズの正二塁手
ヤンキースが、ロッキーズからフリーエージェント(FA)となっていたDJ・ラメーヒュー内野手(30)と、2年2400万ドル(約26億円)で合意した。MLB公式サイトなど複数の米メディアが11日(日本時間12日)に報じた。
ラメーヒューは2011年にカブスでメジャーデビュー。同オフにロッキーズへ移籍し、2013年から不動の二塁手として活躍した。堅実な守備に定評があり、14年、17年、18年とゴールドグラブ(GG)賞を3度受賞。16年は打率.348でナ・リーグ首位打者に輝くなど、通算打率.298とシュアな打撃も魅力だ。
ヤンキースの二塁には、昨シーズン打率.271、24本塁打、77打点を記録し、新人王投票で3位に輝いたグレイバー・トーレスがいる。ただ、正遊撃手のディディ・グレゴリアスが右肘手術のため長期離脱中。新シーズン序盤は二塁をラメーヒューに託し、遊撃経験が豊富なトーレスをコンバートする可能性もある。
ヤンキースは先日、トロイ・トロウィツキー内野手の獲得にも踏み切った。新天地での復活を期すベテラン遊撃手も含め、新シーズンの二遊間がどういった顔ぶれになるか注目される。