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王貞治氏、“生卵事件”は「ファンが真剣に怒った結果」

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ダイエー監督時代の王貞治氏 (C)KYODO NEWS IMAGES
 ソフトバンクの王貞治会長が18日、日本記者クラブで「平成とは何だったのか」というタイトルで平成のプロ野球を振り返った。

 その会見の中で、王会長はダイエー(現ソフトバンク)監督時代の1996年5月9日、今はなき大阪・日生球場での対近鉄戦に敗れた直後、ダイエーの選手バスへ向かって、相当数の生卵が投げつけられた事件ついて「卵をぶつけられるような野球をやっているのは俺たちなんだと。卵をぶつけられないようにしよう。卵をぶつけた連中に喜んでもらおうよと選手たちに話しました。屈辱ではありますけど、それだけ卵を投げてくれた人たちは、南海時代からのカチカチなホークスファン。その人たちが真剣に怒った結果が卵事件だと思うんですね」と懐古。

 続けて王氏は「それをまともに真正面から引き受けないといけない。我々はいい刺激になったと思います」と話し、「そういうことを積み重ねていくなかで、選手達は勝つ事の素晴らしさとか、勝ちに向かってやるにはどうやったらいいかということで、技術向上につながったと思います」と、この1996年から小久保、城島が台頭し、オフにはドラフトで井口、松中、柴原を獲得。その後99年、00年にリーグ連覇を達成するなど、現在まで続く常勝軍団の礎を築いた。

(取材=ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)
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