◆ キャンプメンバーにサプライズも!?
DeNAは24日、三原取締役球団代表や一軍・二軍首脳陣らが出席してスタッフミーティングを行った。
ミーティング終了後、取材に応じたラミレス監督は「今年はDeNAの年にする」と自信満々に宣言。さらに昨日、日本国籍を取得したことに対しても日本語で触れ、「昨日から日本人です。日本語はまだまだです」とおどけて見せた。
嬉しい知らせは昨日、美保夫人から電話で届いたとのこと。晴れて日本人になったことで「英語を使うことをやめる」と奥さんに宣言されたことを告白。家庭でも日本語習得が必須となったようだ。
日本国籍取得のキッカケはやはり家族の存在だという。「私のいるべき場所は日本」と語り、「親切でインテリジェンス、そして何より相手を尊重する」ところが日本人の魅力であると力説。将来的に日本代表を率いる可能性についても言及し、「国のためにやらせてもらえたら」と、大きな夢を抱いていることも明かした。
キャンプメンバーについては、予想外の選手が「もしかしたら2人」いることも口にし、「もちろん良い選手であることは間違いない」と続け、笑顔で外見を締めくくった。
日本人になったラミレス監督にとって4年目の今シーズンは、間違いなく結果が求められてくる。新たな発想とアイディアでプロ野球界に新風を吹き込んできた指揮官は勝負の4年目をどのように戦うのか!? 注目の春期キャンプはもうすぐそこに迫っている。
取材・文=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)