惜しくも出場を逃したチームは…
3月23日(土)に開幕する『第91回選抜高校野球大会』の選考委員会が25日に行われ、出場校・全32校が発表された。
秋の神宮大会を制した札幌大谷をはじめ、各地区の大会で好成績を収めたチームが順当に選ばれていったなか、関東・東京地区や近畿地区といった出場枠の多い地域では、対戦比較や内容を吟味した上での“苦渋の選択”によって明暗が分かれたチームもある。
例えば、近畿地区では昨年の甲子園を春夏連覇した大阪桐蔭(大阪)が落選した。根尾昂や藤原恭大といったドラフト1位でプロ入りした選手たちが引っ張った“最強世代”から代が替わったチームは、秋の近畿地区大会で準々決勝敗退。あとひとつ勝てば“当確”となったところで敗れてしまい、残る4チームで2つのイスを争う選考の末に出場権を逃した。
なお、その大阪桐蔭のほか、各地区で出場権こそ掴めなかったものの好成績を残したチームは“補欠校”となり、万が一出場校が辞退した場合に代替校としてセンバツに出場する。
惜しくもセンバツ出場の切符を逃した各地区の“補欠校”は以下の通り。
第91回春のセンバツ・補欠校
▼ 21世紀枠
平田(島根)
清水桜が丘(静岡)
▼ 北海道
駒大苫小牧
釧路湖陵
▼ 東北
花巻東(岩手)
仙台育英(宮城)
▼ 関東
佐野日大(栃木)
前橋育英(群馬)
▼ 東京
東海大菅生
▼ 東海
中京学院大中京(岐阜)
中京大中京(愛知)
▼ 北信越
上田西(長野)
東海大諏訪(長野)
▼ 近畿
大阪桐蔭(大阪)
報徳学園(兵庫)
▼ 中国
創志学園(岡山)
関西(岡山)
▼ 四国
高知商(高知)
明徳義塾(高知)
▼ 九州
興南(沖縄)
小林西(宮崎)