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キャンプ前の“金の卵”を襲うアクシデント、過去にも…

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中日・根尾昂 (C)KYODO NEWS IMAGES

根尾は肉離れ、藤原もインフルエンザに…


 いよいよ2月1日の“球春到来”が差し迫ってきた中、年明けから話題を集めていたゴールデンルーキーたちをアクシデントが襲った。

 昨秋のドラフト会議で4球団競合の末に中日へと入団した根尾昂が、右ふくらはぎの肉離れによって戦線を離脱。幸いにも症状は軽いことが報じられているが、当初は一軍メンバー入りが決まっていた春季キャンプも二軍で様子を見ながらのスタートに変更となっている。

 根尾と同じく大阪桐蔭からドラフト1位でロッテに入団した藤原恭大も、インフルエンザを発症して新人合同自主トレから離脱した。こちらはキャンプまでまだ時間があったこともあって事なきを得たものの、いきなり出端をくじかれる格好となってしまった。


昨年は清宮も…


 思い返してみると、1年前に根尾や藤原以上の大きな注目を集めていたスーパールーキー・清宮幸太郎もキャンプを前につまずいている。

 高校生としては史上最多となる7球団競合の末に日本ハムに入団した清宮だったが、合同自主トレの期間中に右手親指を負傷。一軍キャンプには帯同したものの、打撃練習を行ったのは2月10日が最初と出遅れは否めず、とても万全な状態とは言えなかった。

 そんな調整の遅れもあってか開幕一軍入りも逃すことになるが、5月に一軍デビューを果たすとそこから7試合連続安打と奮闘。1年目から53試合に出場して打率.200(160-32)、7本塁打をマークした。高卒1年目ということを考えれば、決して悪い数字ではない。


 さらに遡ると、日本ハムではダルビッシュ有も春のキャンプは二軍スタートだった。12月の自主トレ中にひざを痛めてしまい、新人合同自主トレではドクターストップ。その後の不祥事も重なり、しばらくの間は二軍暮らしが続いた。

 それでも、6月には一軍昇格を果たすとそのまま定着。高卒1年目から5勝(5敗)を挙げて防御率3.53という成績を残し、翌年以降の飛躍につなげている。

 順調に進むに越したことはないのだろうが、過去のスーパールーキーを振り返ってみると、かならずと言っていいほどどこかでつまずきがある。大事なのはその後、いかにして這い上がっていくことができるか。ここに尽きる。

 起用法や育成方針はチーム事情などによっても左右されるところではあるが、根尾や藤原も決して焦る必要はない。後から1年目を振り返ったときに「キャンプ前はひどい目にあった」と笑って振り返ることができるくらいの活躍に期待したい。



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