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“新戦力”がロッテ救援陣のカギを握る?!

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新助っ人のロッテ・レイビン

クローザー候補のレイビン


 2年連続で80敗以上を喫し、昨季はリーグ5位に終わったロッテ。“マウエ↑”をチームスローガンに掲げた今季は、井口監督の下で3年ぶりのAクラス、2005年以来のリーグ優勝を目指す。

 投打に課題は多く、そのひとつに救援陣の整備が挙げられる。救援防御率はリーグ5位の3.72、逆転負けの数はリーグワーストの37回を数えた。ロッテのリリーフ事情を振り返ると、昨季は、益田直也、松永昂大、内竜也への依存度が非常に高かった。

▼ 主なロッテ救援陣の昨季成績
益田直也 70試 2勝6敗 17H3S 防3.08
松永昂大 60試 2勝5敗 26H0S 防3.15
内 竜也 58試 3勝5敗 7H26S 防3.84
大谷智久 45試 1勝3敗 18H0S 防5.40
南 昌輝 35試 2勝2敗 6H0S 防3.00
田中靖洋 32試 2勝1敗 5H0S 防4.44

 彼らの負担を減らすためにも、大谷智久や南昌輝といった実績のある投手陣の復活に加え、昨季終盤に存在感を見せた東條大樹、高野圭佑らの成長、さらにはリリーフでの起用が予想される新助っ人のレイビン、ドラフト2位ルーキーの東妻勇輔の働きに期待がかかる。

 その中でも、今季からロッテに加わった新外国人のレイビン、ドラフト2位ルーキーの東妻勇輔への期待値は大きい。レイビンはドジャース時代の16年に10試合に登板して、防御率0.93をマークするなど、メジャーで通算35試合に登板した右腕。「長所はストレートとスライダー。特にスライダーには自信がある。自分の不利なカウントでも90マイル(144キロ)くらいのスライダーを投げ、打者を打ち取れる」と自信をのぞかせる。

 29日に行われた入団会見に同席した松本尚樹球団本部長も「メジャーでの実績もあり、今年はしっかりと後ろを任せられるんじゃないかと思う」と期待を寄せた。レイビンも「クローザーで起用していただければ、たくさんのセーブを挙げて、チームに貢献して頑張りたい」と意気込む。


ドラ2・東妻は期待の即戦力右腕


 ドラフト2位の東妻は、日体大時代の3年春に最優秀投手、3年秋にリーグMVPを獲得、4年春は防御率1.30、秋は0.98と、1位で指名されてもおかしくなかった即戦力投手だ。

 昨年12月に行われた入団会見で「プロに入ってからは中継ぎ、抑えを任されると思うので、最多ホールドを目標にしたい」とプロではリリーフを希望する。

 1月に行われた新人合同自主トレでは、「シーズンに入ったらそういうことが多々あると思うので、今は調整の段階ですけど、1回負荷をあげてもいいのかなと思った」と先を見据えて、3日連続でブルペン入りしたこともあった。

 「少ない球数でも全然いけるので、(肩を作るのは)早い。(大学時代の)リーグ戦とかもブルペンとかで5球、10球で肩を作ることもあった」と緊急登板があったとしても、臨機応変に対応ができることも魅力のひとつ。

 レイビン、東妻が“勝利の方程式”に加わるくらいの力を、2月1日から始まるキャンプ、オープン戦で見せることができれば、救援陣の層は確実に厚くなる。ロッテの今季を占う上でも、彼ら新戦力の出来が重要になってくるだろう。
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