シャドーピッチングでフォームを確認する松坂大輔

◆ 「1年間、走り続けられるように」

 中日の松坂大輔投手がマイペース調整を続けている。3日はシャドーピッティングを行い投球フォームを確認。室内練習場では約70分バットを振り続けるなど、心地よい汗を拭った。

 グラブとタオルを手にブルペン入し、腕を振るたびに映像でフォームをチェックした。傾斜のある場所でのフォーム確認は今キャンプ初。「角度とか変えながら、しっかり確認できてよかった」と振り返った。

 中日にテスト入団した昨季は、2日目にはブルペンで投げ込むなど必死だった。今季は「じっくりやる」と話し、与田新監督も「表情とか動きを見る限り、違和感なくやっている」とベテラン右腕を信頼している。

 この日は「気分転換」と、約70分間のマシン打撃も行った。「1年間、走り続けられるようにしたい」と独自調整を続ける右腕。新背番号「18」での投げ込みは、まだ先になる見込みだ。

もっと読む