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初めての“規定到達”を目指す男たち

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西武・榎田大樹(C)KYODO NEWS IMAGES

17年目でチャンス到来?


 いよいよキャンプが始まり、プロ野球のシーズンがやってきた。レギュラー当落線上の選手たちは、このキャンプでアピールを行い、開幕一軍はもちろんスタメンを目標としているはずだ。そして一流選手の証でもある規定打席、規定投球回到達を目指すことになる。

 昨シーズンも中村奨吾(ロッテ)や西浦直亨(ヤクルト)、野間峻祥、松山竜平(ともに広島)、岡本和真(巨人)といった選手たちが初めて規定打席に到達。また、投手では上沢直之(日本ハム)や多和田真三郎(西武)らが規定投球回をクリアしている。さて、今シーズン初めての規定到達を目指す選手には誰がいるのだろうか。


 野手では、遊撃手のレギュラーを目指す北條史也(阪神)がいる。鳥谷敬からレギュラーを奪ったことで期待されたが、故障もあり年間を通して戦ったことはない。高卒7年目の今年こそ定着を目指す。

 順調にいけば今シーズン中にFA権を取得する見込みの会澤翼(広島)も規定打席到達は未経験。近年は広島に限らずどこの球団も捕手併用制を敷いていおり、鶴岡慎也(日本ハム)や大野奨太(中日)といったFA移籍経験者も規定打席に到達したことはない。鶴岡は正捕手候補の清水優心が離脱したこともあり、17年目にして初めての規定打席到達となるかもしれない。


意外?初の規定投球回を目指す


 投手では、移籍によりブレイクを果たした榎田大樹(西武)が規定投球回到達を目指す。

 昨シーズンは11勝をマークしたものの、132回2/3と10.1回届かなかった。エースの菊池雄星がマリナーズへ移籍したことで、榎田にかかる負担も大きくなる。勝ち星を積み上げることはもちろん、多くの投球回数を稼ぐことでチームに貢献したいところだ。

 セ・リーグ4連覇を目指す広島の岡田明丈も、実はプロ入りから今まで規定到達の経験はない。昨年が138回、一昨年が141回2/3と143回まであとわずかだった。3度目の正直となるか、注目が集まる。

 昨年の後半戦に覚醒した原樹理(ヤクルト)も、今年に期待がかかる。昨年は110回2/3で被本塁打はわずか3本。一昨年の19本(131.1回)から大幅に改善された。不用意な一発で崩れることが大きく減少したのは、投球回数を伸ばす上で重要なポイントのひとつでもある。今年こそ規定到達を果たしたい。

 原と同じヤクルトに移籍してきた高梨裕稔(日本ハム)も未経験。新人王を受賞した2016年も10勝をマークしたが、投球回数は110回2/3にとどまった。その後も規定到達を果たしておらず、移籍をきっかけに殻を破りたい。

 このようにチームでそれなりの実績を残していながらも、規定未到達の選手は多くいる。今年こそ、初の規定到達をすることでチームに貢献したい。




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