184センチ91キロ、将来性豊かな19歳
ドラフト1位ルーキー・吉田輝星投手の参加もあり、盛り上がりを見せる日本ハムの沖縄・国頭キャンプ。話題性豊かな新人らとともに飛躍が期待されるのが、2年目左腕の北浦竜次だ。
白鴎大足利高からドラフト5位で日本ハムに加わった19歳。昨季はファームで土台作りをしながら、二軍戦18登板(44回1/3)で2勝2敗、防御率4.06の成績を残した。10月4日の楽天戦で一軍初登板。中継ぎで1イニングをパーフェクトに抑え、満点デビューを飾った。
持ち味は何と言っても力強いストレート。最速は1年で147キロから152キロへアップし、本人も「持ち味であるストレートを見てほしいです」と語る。
飛躍が期待される2年目。今キャンプでは「変化球の精度をもっと上げたい。特にカーブ」とレベルアップを図る。ただ、変化球を生かすも殺すもストレート次第。左腕はその点をしっかり理解しており、「まずは真っ直ぐをしっかり磨いて、その上で変化球の精度を高められれば」と見通しを語った。
日本ハムは先発左腕が手薄で、北浦はチームの強化ポイントに適した人材。「良いシーズンにしたいし、一軍に上がれたらしっかり投げたい。一軍の開幕メンバーに入れるよう実戦の結果にこだわりながら、首脳陣にもしっかりアピールしていきたいです」と力を込めた。