昨年は制球定まらず6四球、今年は無四球!
ヤクルトの高卒3年目左腕・寺島成輝投手が7日、紅白戦に先発登板し、2回を1安打1奪三振無失点に抑えた。
寺島は白組の先発として登板。「とにかくストライク先行。満足はしていなが、準備してきたことはできた」と、2イニングを1安打無失点。今季初の実戦マウンドで結果を残した。
昨年2月9日の紅白戦初登板では、1回0/3を投げ、5安打6四球6失点と大炎上。2イニング目は一死も奪えず、イニングを途中で打ち切られた。「去年は情けない投球をした。今年は取り返そうと思って投げた」と左腕。まずは1年前の自分と決別した。
ただ、先発ローテ争いは始まったばかり。この日は紅組先発の大下も、2回2安打無失点とアピールした。ドラフト1位で入団したが、過去2年は白星なし。3年目の飛躍へ「もっと空振りを取りたい」と課題も口にした。