第3クールは打撃投手として登板予定
DeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手(22=東洋大)が11日、沖縄・宜野湾キャンプで63球の投げ込みを行った。
この日は第2クール最終日。「蓄積された疲労はあります」と本人が語ったように、制球面にバラつきが見られた。カーブ、カットボール、チェンジアップ、ツーシームと変化球も多めに投げたが、「今日はキャンプに入ってから一番調子が悪かった。特に制球面」と不満顔。三浦コーチからも「疲れが原因で力が入り、リリースが早くなっている」と指摘された。
それでもドラ1右腕は、「こういうときだからこそ、逆に疲れたときの感覚も把握しておこうと思って」と軌道修正。球数は当初、少な目の予定だったが、身体の重さを感じながら結果的に63球を投じた。
第3クールでは打撃投手を務める予定で「プロ野球選手として初の対戦形式になるので、その中でまた何かをつかめたらいいなと思います」と前向き。“クレバーな投手”と評される理由が垣間見えた。