鈴木博も二死から死球と長打で1失点
中日は14日、北谷公園野球場でロッテとの練習試合を行い、6-7で敗れた。
3回裏に8番・加藤が右越えソロ、3番・福田は左前適時打を放ち2点を先制。2-1の5回裏は2番・三ツ俣の中前適時打で再び2点差としたが、直後の6回表、3番手の佐藤が7番・平沢、代打・岡にそれぞれソロ本塁打を浴び、3-3の同点に追いつかれた。
それでも7回裏、途中出場の阿部が左前適時打を放ち三度勝ち越し。だが1点リードの8回表、今度は4番手の田島が2本の適時打を含む3安打1四球と崩れ、4-6と逆転を許した。9回表も5番手の鈴木博が、二死から死球と中越え適時二塁打を許し1失点。4-7と突き放された。
9回裏、5番・高橋が1点差に迫る中前2点適時打を放ち、新主将は一塁ベース上でガッツポーズ。しかし、反撃もここまでだった。
攻撃陣は粘りを見せたものの、投手陣が振わず逆転負け。特に佐藤、田島、鈴木博と、お抑え候補の3投手が揃って失点した。田島に至っては、3ラン被弾の12日・KIA(韓国)戦に続き、2登板連続の3失点。またも結果を残せなかった。
昨季、中日のチーム防御率4.36、救援防御率4.93は、いずれも12球団ワースト。投手整備は今キャンプの最重要課題だ。まだ結果にこだわる時期ではないのかもしれないが、18年シーズンを象徴するような逆転負けに不安が募った。