山田は代打で適時二塁打、千両役者ぶり発揮
ヤクルトは17日、「ANA BALLPARK浦添」で中日と練習試合を行い、7-2で勝利した。
チームの顔がファンを沸かせた。初回、実戦2試合目の4番・バレンティンが、中日先発・福谷から左中間席へ飛び込む先制2ランをマーク。4回の第2打席は中日2番手・柳に捕邪飛に打ち取られたものの、この当たりも滞空時間の長い真上への大飛球となり、ファンを驚かせた。
そのバレンティンに代わり、5回に代打で登場したのがベンチスタートだった山田哲。4-0の5回、中日2番手・柳から左中間突破の適時二塁打を放ち、「しっかりボールも見えていたし、感触は悪くなかった。見た目には変わらないかもしれないけど、体重移動とか自分の中で変えたところはあります」とコメント。直後に代走を送られわずか1打席のみの出場だったが、千両役者ぶりを発揮した。
投げては、通算163勝の先発・石川が2回を4安打無失点。2イニング目は右翼・奥村の本塁好返球に救われる形になったが、「ある程度、狙ったところに投げられました」と実戦初登板を振り返った。