2019.02.24 13:00 | ||||
中日ドラゴンズ | 4 | 終了 | 2 | 阪神タイガース |
北谷 |
攻撃では京田がバットと足で魅せる
中日は24日、阪神とのオープン戦(北谷公園野球場)に4-2で勝利し、与田新監督が笑顔でウイニングボールを受け取った。
中日は2点を追う3回、先頭の1番・京田の二塁打などで一死三塁の好機を作り、3番・大島の打球は一塁正面のゴロ。これを阪神の一塁・木浪が素早く本塁へ送球したが、三走・京田のスライディングが一瞬早く、結果、一野選となり1点を返した。
4回も不安定な阪神先発・藤浪から無死一、二塁の好機を作り、京田が右中間への適時二塁打を放ち2-2の同点。さらに、途中出場・遠藤の中犠飛で3-2と勝ち越すと、1点差のまま迎えた8回は、9番・渡辺が貴重な適時打を中前に運んだ。
投げては、先発の柳が5回5安打2失点で白星。6回以降は小熊、田島、祖父江が、1イニングずつをパーフェクトでつないだ。2点差の9回、5番手・鈴木博が二死一、二塁のピンチを招いたが、最後は板山を左飛に退けセーブを記録。指揮官は無四死球リレーに「フォアボールがないとリズムが出る」と投手陣を称えた。
23日のオープン戦初戦はDeNAに4-8で敗れたものの、この日は投手陣が踏ん張り、与田体制初のオープン戦勝利。指揮官は「やっぱりうれしいですよね。シーズンさながらの緊張感があって、良いゲームだったと思います」と目尻を下げた。