昨季は自身初の2ケタ勝利をマーク
西武は25日、榎田大樹投手が左肩の張りのため高知で調整していたA班から離脱することを発表。これから宮崎に移動するチームには帯同せず、帰京して調整することが決まった。
榎田はプロ9年目を迎える32歳の左腕。昨年の開幕直前のトレードで西武に移籍すると、先発ローテーションの一角として23試合に登板を果たし、自身初の2ケタとなる11勝(4敗)をマーク。快進撃を見せた西武のなかでも最大級の“嬉しい誤算”としてチームに貢献し、10年ぶりリーグ制覇の原動力となった。
今季はエース左腕の菊池雄星がメジャー挑戦のため退団したこともあり、榎田にはより大きな期待がかかるところだったが、開幕まで1カ月という段階での戦線離脱が決定。調整の遅れが不安視されるが、まずは開幕に向けて大事を取った格好だ。
なお、本田圭佑投手も宮崎に移動するA班から離れ、高知・春野でキャンプを張るB班に合流することが決定。代わって伊藤翔投手と呉念庭選手がA班に合流する。