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燕のドラ8吉田「全ての面で成長できた」 一軍キャンプ完走、適時二塁打締め

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第1クール2日目、キャッチボール中に宮本ヘッド(左)からスローイングについて指導される吉田

少ないチャンスで結果を残す!


 ヤクルトは26日、ANA BALL PARK浦添で日本ハムとの練習試合(6イニング制、2対3)を消化。浦添一軍キャンプの全日程を終えた。ドラフト8位・吉田大成内野手(明治安田生命)も一軍キャンプを完走。沖縄最後の実戦を適時二塁打で締めくくった。

 吉田は遊撃の守備から途中出場。0-3で迎えた最終6回、一死二塁の好機でこの試合の初打席に入り、日本ハム・西村から右翼線を破る適時二塁打を放った。ヤクルトは二死後、代打・上田も右前適時打を放ち2点目。最後に見せ場を作り、ファンを喜ばせた。

 吉田はオープン戦初打席となった24日の楽天戦こそ2打数無安打に終わったものの、その前後の練習試合では、17日の中日戦で右中間二塁打、21日のDeNA戦で右前打、そして26日の日本ハム戦で右線適時二塁打と、すべて1打席のみのチャンスで快音を連ねてきた。

 ドラフト8位で加わり、“平成最後の支配下指名選手”と呼ばれる背番号66。「どんな形であれ、アピールするしかない立場。結果が出たこと自体よかった」と、沖縄での実戦を振り返った。

「引き続き結果にこだわって、アピールしていくだけ」


 入団前は守備での評価が高く、小川監督は「守備と走塁が良いイメージだったが、スイングがシャープ」と打撃面での対応力に目を細めた。

 一方、大学・社会人時代から定評のあった守りでは、キャンプ序盤から宮本ヘッドコーチに直接指導を受ける姿が目についた。「(プロの世界に入って)自分はまだまだなんだな…と改めて実感した。捕るだけではなく、投げることも含め、いろいろ教えていただいた」。それでも最後まで一軍にしがみ付き「走・攻・守、全ての面で成長できた」と自信を深めた。

 ヤクルトの内野事情に目を移すと、二塁・山田哲のレギュラーは確定。遊撃も昨季のレギュラー・西浦の状態が良い。一方で、ベテランの川端や大引ら、昨季は10選手がスタメンに名を連ねた三塁は、レギュラー候補筆頭の高卒2年目・村上が、今キャンプの実戦では結果を残せていない。26日の練習試合も打席では2打数無安打、守りでも5-4-3の併殺が狙える状況で二塁送球が逸れるなど、攻守ともに、まだまだ粗削りな部分が目立つ。

 さらに和製大砲は、3月9、10日にメキシコ代表戦を行う侍ジャパンのメンバーに選ばれており、一時チームを離れる。吉田や、同じく今キャンプでアピールした広岡や宮本らは、開幕一軍へ向けたチャンスとなる。

 新シーズン開幕まで残り1ヵ月。「社会人出身で時間もないですし、引き続き結果にこだわって、アピールしていくだけです」と吉田。開幕一軍、そしてスタメン奪取目指し、このまま突っ走る。

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