ロッテの佐々木千隼が27日、ロッテ浦和球場のブルペンで投球練習を行った。
昨年7月に『右ひじの関節鏡視下遊離体除去術』を行った佐々木は、第2クール最終日に捕手を立たせて15球を投げ込んでいたが、ロッテ浦和球場に戻ってからもこの日を含めて2度ブルペンに入っているとのこと。
この日は捕手を立たせて10球、捕手を座らせて20球の投げ込み。佐々木は「普通に投げられて良かった」と振り返った。
ブルペン後には佐々木の投球を見守っていた清水直行コーチと話し合う場面もあり、清水コーチは「本人が取り組んでいる動き方とか感覚があります。僕も聞いているので、それを確認しています。後退はしていない。今日もひとつ前進したねという話をしました。(佐々木は)良くなってきていると思います。コツコツリハビリをやって、毎日前進していますよ」と教えてくれた。
今後については「体の状態を見ながら(ブルペンでの球数を)増やしていくと思うけど、少しずつ増えていく感じかな」と清水コーチ。2016年ドラフト1位右腕は、復帰に向けて階段を一歩一歩登っていく。
取材・文=岩下雄太