西武・内海哲也 (C) Kyodo News

◆ 元同僚・長野との対戦も

 西武の内海哲也投手が2日、佐賀で行われたオープン戦・広島戦に先発登板。3回を投げて被安打1、無失点の好投を見せた。

 炭谷銀仁朗のFA移籍による人的補償として西武に移ることになったプロ16年目の左腕。チームのオープン戦開幕を託されたベテランは、「ストライク先行で思い切って投げたい」という意気込みの通り、初回から内野ゴロ2つで三者凡退の好スタート。2回も鈴木誠也とアレハンドロ・メヒアという強打者2人を斬り、二死走者なしで長野久義との対戦を迎える。

 長野といえば、丸佳浩のFA移籍に伴う人的補償で広島に移ることになったプロ10年目の外野手。内海と同じくプロ入りから巨人一筋で戦ってきた功労者であり、オフに人的補償という形でそのチームを離れることになったという共通点を持つ2人がグラウンド上で、対戦するピッチャーとバッターという形で“再会”を果たした。

 両チームはキャンプ地が近所と言うこともあって、広島のキャンプがオフの日に長野が西武のキャンプ地を訪れるということもあったが、内海は「真剣勝負がしたいですね」とグラウンド上では勝負に徹する旨を宣言。最初の対戦は走者なしというまさに“一対一”のガチンコ勝負となったが、内角に刺さるようなスライダーで三ゴロに斬った内海に軍配が上がった。

 3回も続投した内海は一死から会沢翼に安打を許して初めての走者を背負うと、続く野間峻祥には3ボールとボールが先行。しかし、ここは野間の強引な打撃にも助けられて二ゴロで併殺。終わってみれば3回を打者9人で無失点にまとめ、強力・広島打線を見事に封じ込めてみせた。

 持ち前の制球力と打者のタイミングを外す投球が光り、無四球で三振もゼロという味のある投球を展開。辻発彦監督の故郷でもある佐賀の地で開幕ローテーション入りを猛烈にアピールした。

▼ 内海哲也・投球内容
投球回:3回
投球数:33球
打 者:9人
被安打:1本
被本塁打:0本
奪三振:0個
与四死:0個
失 点:0点
自責点:0点

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ベースボールキング編集部

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