◆ 前回中日戦は4回6四死球と大荒れ
阪神の藤浪晋太郎投手が2日、ソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクD)に救援登板。やや右腕を下げた新しいフォームで、2回を2安打無失点に抑えた。試合は1-0でソフトバンクが勝利した。
藤浪は0-1の7回から5番手として登板。先頭の代打・栗原に右前打を許したものの、女房役・梅野が栗原の二盗を刺したあと、続く釜元、周東はいずれも一ゴロに仕留めた。続く8回も、先頭の谷川原を投ゴロ。一死から高田に左翼線への二塁打を許したものの、続く高谷を右飛、福田は二飛に退けた。
やや右腕を下げたスリークォーター気味の新フォームで、すべて左打者を相手に2安打無失点、無四死球の内容。三振こそなかったものの最速156キロをマークし、左打者の内角に食い込むカットボールが効果的だった。
藤浪は2月24日のオープン戦(対中日)に先発登板し、4回4安打3失点、計6四死球と大荒れ。その後の宜野座キャンプでは様々なフォームで投げ込みを行うなど、試行錯誤を続けていた。