ロッテのドラフト5位ルーキー・中村稔弥が2日、巨人とのイースタン・リーグ春季教育リーグに登板し、1イニングを三者凡退に抑えた。
前回登板がゴールドジム、15日が韓国・斗山戦と、この日が対外試合では初めてNPBの球団との対戦となった中村稔は、7点リードの7回からマウンドへ。先頭の3番・若林晃弘を左飛、4番・和田恋をセンター・和田康士朗のファインプレーに助けられ中飛、5番・マルティネスを三ゴロと、クリーンナップを12球で打ち取った。
中村稔は登板後、「プロの選手は、甘く入ったボールを一発で持っていく力があると思うので、そういう面では制球力を磨いていかないといけないと思います」と反省。「バッター有利なカウントでも、(打者が)待っていないボールでカウントが取れるような球を投げられるように練習していきたいと思います」と今後に向けて決意を述べた。
取材・文=岩下雄太