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広島・大瀬良が長崎で凱旋登板 立ち上がり不安も4回3失点の粘投

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広島・大瀬良大地

大役めざす昨季の最多勝右腕


 広島の大瀬良大地投手は3日、長崎で行われたオープン戦・西武戦に先発登板。初回に3点を失う苦しい立ち上がりとなったものの、2回以降は立ち直って4回を3失点。自身初の開幕投手に向けて猛烈なアピールとはならなかったが、修正能力の高さを見せた。

 地元での凱旋登板ということもあって、1回裏のマウンドに背番号「14」が登場すると大きな歓声と拍手に包まれた長崎県営野球場。大きく成長した姿を披露したいところだったが、その出だしを西武の強力打線に狙われる。

 先頭の金子侑司に低めのボールをセンターに運ばれると、源田壮亮にもセンターに弾き返されてピンチ。さらに今年から3番に座る秋山翔吾には初球の変化球をとらえられ、あわやスタンドインというフェンス直撃の二塁打。先頭からの3連打で1点を先制点を奪われてしまう。

 続く4番の山川穂高は遊ゴロに打ち取るも、その間に三塁走者が生還。一死二塁となって5番の森友哉には低めのボールをレフトに弾き返され、適時二塁打でさらに1点。初回から3点を失う苦しいスタートになった。

 それでも、悪い流れを引きずらなかったのは最多勝右腕の意地。2回は三振2つを奪って三者凡退に片づけると、3回にも初回に痛打された秋山を三振に斬って取るなど上位打線を3人斬り。4回は一死から外崎修汰に三塁打を浴びてピンチを招いたものの、後続を冷静に打ち取って無失点で切り抜けた。

 強烈な先制パンチを浴びたものの、終わってみれば4回を投げて被安打5、無四球の6奪三振で3失点。スタートでつまづきながらも踏ん張って試合を作った姿は流石という印象を残した。


 一時期の不振から脱却し、ここ2年連続で2ケタ勝利を達成。昨季は15勝を挙げて最多勝と最高勝率の二冠に輝いた大瀬良。今季はエースの称号を定着させるためにも真価が問われるシーズンになる。

 経験豊富なクリス・ジョンソンも上々の仕上がりを見せる中、開幕投手の大役を掴むことができるか。今後の登板から目が離せない。


▼ 大瀬良大地・投球内容
投球回:4回
投球数:62球
打 者:17人
被安打:5本
被本塁打:0本
奪三振:6個
与四死:0個
失 点:3点
自責点:3点


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