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昨季以上の活躍に期待 ロッテ・藤岡裕大

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ロッテの藤岡裕大

強く振ることを意識


 ロッテ・藤岡裕大は、ルーキーイヤーの昨季、球団の新人では1997年の小坂誠以来となる全試合に出場を果たした。2年目の今季はさらなる活躍が期待される。

 キャンプ初日に球団から「右足膝窩筋腱炎」と発表されたが、現在は回復し二軍戦にも出場している。今季初実戦となった2月26日のゴールドジムとの二軍練習試合で安打を放ったときには「足をあげるタイミングがいまいちしっくりこなかった」と話していたが、現在は「よくなっていると思いますね」と打席に多く立ったことで改善。

 3月2日に行われた巨人とのイースタン・リーグ春季教育リーグでマルチ安打を放てば、5日の東洋大との二軍練習試合、翌6日に行われた日本ハムとのイースタン・リーグ春季教育リーグで本塁打を放った。

 また昨季まではセンターから逆方向への打球が多かったが、二軍戦を見ると引っ張った当たりの長打が増えている。自主トレで“強く振る”ことをテーマに取り組んできた藤岡は、2試合連続の本塁打について「引っ張ろうというつもりはないですけど、強く振ることを意識した結果が長打になっています」とオフに行ってきた成果が結果に結びついた。

 今季からZOZOマリンスタジアムは、外野席の手前に『ホームランラグーン』と呼ばれるエリアを設置。昨季までのフェンスの位置から最大で4メートル手前にフェンスがくることで、本塁打の増加も見込める。藤岡は球場が狭くなることで「多少長打を意識しています」と話しており、昨季の5本から本塁打アップも期待がもてそうだ。

盗塁アップも目標


 走塁面では“盗塁数”アップを目論む。ルーキーイヤーの昨季は積極的な走塁は光ったが、盗塁は14個だった。

 今季に向けて「(盗塁数は)増やしたい」と盗塁数アップに意欲を燃やす。

 「どんどん走れたら走りたい」と話した一方で、「昨年は失敗が多かった。ガムシャラに走るのではなく、データをしっかり見てどのタイミングでいけばセーフになるのか、このカウントで変化球が多いとかしっかり勉強してなるべく失敗をしないようにしたい」と藤岡。相手バッテリーの傾向を頭に叩き込み、盗塁数を増やしていく考えだ。

ポジション争い


 シーズンオフから取り組んできたこと、そして盗塁数をアップするためには試合に出場することが必要になってくる。藤岡は昨季ショートで全143試合に出場したが、オープン戦で打率.429と好調の平沢大河、三木亮といったライバルとの競争に勝たなければならない。

 藤岡は「まずはショートなので守備だと思います」と話す。「しっかりやってきましたし、色々勉強させてもらいました。昨年よりいい守備をしてピッチャーを助けられるようにしたいと思います」とオフはトヨタ自動車の先輩で西武の源田壮亮と自主トレを行い、キャンプが始まってからも現役時代4度ショートのゴールデングラブ賞を受賞した小坂誠二軍内野守備・走塁コーチのノックを受け、守備を磨いた。

 「動くことに関しては全然問題ない。あとはコンディショニングをしっかり整えてやっていきたい」。一軍合流も秒読み段階。いよいよ藤岡裕大の2年目がスタートする。

取材・文=岩下雄太
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