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「結果が全ての世界」支配下選手を目指すロッテ・茶谷健太

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今季からロッテでプレーする茶谷健太
「徐々にチームの雰囲気になれてきました。マリーンズは元気がよくて、何をするにしても徹底されている印象です」。

 そう話すのは昨季ソフトバンクを自由契約となり、今季からロッテの育成選手としてプレーする茶谷健太だ。

 茶谷は2015年ドラフト4位でソフトバンクに入団。プロ2年目の17年にプロ初安打をマークしたが、選手層が12球団で最も厚いソフトバンクではなかなか一軍での出場機会に恵まれず、昨季は一軍での出場機会を得ることなく、シーズン後の11月にソフトバンクを自由契約となった。

 年内に移籍先が決まらず、「まだかな、大丈夫かな」という不安があったというが、1月23日にロッテの育成選手として入団が決まった。

 ソフトバンク時代は支配下選手だったが、新天地でのロッテでは育成選手。そのことについて茶谷は「元々ホークスに(育成選手として)残っていれば良かったというようなことも言われるんですけど、やるからには環境変えてここに来たいと思っていた。その中でも、少しでも成長できればいいなと思っています」と話す。

 育成選手である茶谷が一軍の試合に出場するためには、支配下登録選手にならなければならない。支配下登録の上限人数が70人で、現在ロッテの支配下選手登録選手は69人。この1枠を巡って、茶谷と同じく育成選手から支配下選手を目指す鎌田光津希、森遼大朗、和田康士朗と争うことになる。枠を争う相手は同じ育成選手になるとは限らない。シーズン途中に外国人選手、金銭トレードなどで選手を獲得した場合、その時点で枠が全て埋まってしまう。非常にハードルが高く、支配下選手登録されるためには、とにかく結果が求められる。

 茶谷も自身が置かれている状況をしっかりと理解している。「結果が全ての世界。数字、目に見える部分だけでなく、目に見えない部分でもしっかりとアピールしていきたい」と決意を述べ、「打撃を売りにしていかなければいけない。打てないと終わりだと思っているので、とにかく打つこと」と打撃でアピールしていくことを誓った。自主トレを行ったソフトバンク時代の先輩・内川聖一、上林誠知からは「しっかり結果を残して、支配下に上がれるように頑張れ」とエールをもらったという。先輩たちの期待に応えるためにも、茶谷が話したように“打って”結果を残していくことが重要になってくる。

 今年の1月で21歳となった茶谷。大学に進学した同学年の多くは、今年大学4年生にあたる年齢だ。これから社会に出ようと就職活動を始めた学生たちが多くいる中、茶谷は高卒でプロ入りし、3年目に自由契約となり社会の厳しさを味わった。

 「継続してやるべきことを1日1日ステップアップできるようにと思ってやっています。一軍で活躍して、少しでもチームに貢献できるように頑張っていきたい」。3年間所属したソフトバンク、今年からプレーするロッテに恩返しするためにも、なんとしても支配下登録を勝ち取りたいところだ。

取材・文=岩下雄太
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